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【ド派手看板】大阪超ローカル「激安スーパー玉出」がどれだけ凄いのか説明する(全3ページ)

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2016年1月13日朝の「日刊スポーツ」(関西版)の一面に突如躍り出た「SMAP解散」の大見出しと共に何故か「スーパー玉出」の広告が掲載されていてネット上で大騒ぎになっている。

その事でネット上のニュースサイトやバイラルメディア各位がアクセス欲しさに「スーパー玉出とはなんぞや?!」と他人の褌で相撲を取る、もとい、ツイッターをまとめただけの中身の薄いショボ記事を乱発しているのだが、当方も便乗してこの機会にこの「スーパー玉出」という大阪の変なスーパーについてまとめてみようと思う。

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まず「スーパー玉出」を知らない人向けにざっくり説明する

大阪市 スーパー玉出

大阪市内33店舗、府下21店舗、兵庫県尼崎市に1店舗を展開する「スーパー玉出」。ご覧の通りの黄色と赤色のドギツイカラーリングの巨大ネオン看板とひまわりマークを店舗全面に押し出しDQNの誘蛾灯の如きド派手な照明で客を惹きつけ、「1円セール」と呼ばれる店特有のサービス(1000円以上の買い物で特定商品1点のみ1円で購入できる等)で大阪住みの貧困層に絶大な支持を得ている。

大阪市 スーパー玉出

「スーパー玉出」は会社としては1992年3月に設立されており、本社は大阪市西成区玉出中1-12-9(玉出本通商店街内)に所在しているが、2000年代から市内各所に多店舗展開し始め、あれよあれよと「大阪名物」「大阪の珍風景」としての地位を確固たるものとした。

大阪市 スーパー玉出

西成区発祥の企業という事もあり、スーパー玉出ホームページに掲載されている店舗情報を見ると西成区内には8店舗も集中しているのだが、特に密集度が高いのが日本最大のドヤ街であり生活保護受給者が数多く暮らす「釜ヶ崎」(あいりん地区)周辺一帯。ドヤ暮らしのしがない独居高齢者がなけなしの金でたらふく食える激安惣菜が豊富に揃えられている。

大阪市 スーパー玉出

今池店、新今宮店、花園店、天下茶屋店が揃う釜ヶ崎一帯はまさに「スー玉」の牙城。イオンもヨーカドーも全く手出し出来ない。同じく西成区花園町を発祥の地とする中堅どころの全国チェーン「スーパーイズミヤ」も「スー玉」快進撃のせいでめっきり影が薄くなってしまった。

ディ○ニーキャラや村○隆を豪快に「オマージュ」する無敵のスーパー玉出

大阪市 スーパー玉出

ドヤ街釜ヶ崎の東側、飛田新地への通り道となる「飛田本通商店街」沿いにあるスーパー玉出今池店。基本的にスーパー玉出は24時間営業をしている店が多いが、西成区では今池店のみ9時~22時までの営業。でもって、買い物客の多くは例外なく労務者風の地味な格好をしたオジサンばかりだ。

大阪市 スーパー玉出

しかしこの今池店の正面玄関前駐輪場の壁にはひまわりの花や動物がニコニコしている電波お花畑チックな絵が壁一面に飾られていてこれ自体が村○隆氏のオマージュなのではないかという疑念が晴れない訳だが、そこに堂々とディ○ニーキャラの某黄熊がいる件。大阪企業には日本国の著作権という概念が存在しないらしい。

大阪市 スーパー玉出

同じく西成区内の鶴見橋商店街。地下鉄四ツ橋線花園町駅から西側にずらりと連なるアーケード街で西成区民の台所でもあるがここにもド派手な看板のスーパー玉出鶴見橋店がある。

大阪市 スーパー玉出

ここの駐輪場の壁にも村○隆風ひまわりイラストのお花畑に「あのネズミ」や「あのアヒル」が堂々と使われている。まだまだ著作権の概念が甘かった昭和の日本の風景ではない。2016年、今現在でも見られる日本国内の風景なのである。

大阪市 スーパー玉出

長らく西成区や大阪市内南部を拠点としていた「スー玉」が2009年5月に初めて大阪市内北部(大阪市北区天神橋)への進出を果たした。大阪を代表する商店街、天神橋筋商店街のど真ん中にパチンコ屋を思わせるド派手な外観の「スーパー玉出天神橋店」である。

大阪市 スーパー玉出

ここは実際に潰れたパチンコ屋の店舗を居抜きで改装しただけで再利用しているので、より一層パチンコ屋っぽい雰囲気がキツい。商店街裏手の天神橋筋に面した店の裏口からのアプローチはこの通り。

大阪市 スーパー玉出

で、ここにもネズミがいる。

尼崎市 スーパー玉出

2010年12月にいよいよ大阪府外に進出を果たし兵庫県尼崎市に誕生した「スーパー玉出尼崎店」。阪神出屋敷駅に近い国道2号沿いですね。旧トポス尼崎店の居抜きな訳ですがこちらも堂々の24時間営業であります。ちなみにレジ打ちの店員は外国人でした。

尼崎市 スーパー玉出

ここの店の壁にもやはり例のお花畑イラストと「あのネズミ」がいる。このネタ、もうキリがないのでこのへんで締めておきます。

かつてはスーパー玉出で検索すると1位が「腐ってるカニ」だった

スーパー玉出は2005年頃に自社ホームページを開設しているが、現在に至るまで長らく検索結果で「スーパー玉出」を入力すると1位に登場したのがこちらのページだった。

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☆腐ってるカニを売るスーパー玉出の恐怖!☆

見ての通り、スーパー玉出でカニを買ったら「いけてたヤツ」と「腐ってたやつ」が写真付きで掲載されており、店に文句を言ったが逆に開き直られて「うちの鮮魚は買わん方がいいですよ…」と言われてしまった事を報告している。2002年頃インターネット上に公開された古いページで、通常このような特定企業のネガティブな情報が掲載されたままだと色々問題もありそうなものだが、2016年現在も閲覧可能である。

>まだまだ続くスーパー玉出最強伝説。2ページ目へ


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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