二月と言えば節分。季節の変わり目となる立春を前にするこの時期、日本各地では「豆まき」が行われ“鬼は外、福は内”の掛け声とともに、鬼を追い払うのが恒例行事になっているものだ。旧暦では新年の節目にもあたることから、この時期にやってくる鬼、すなわち「邪気」を追い払うためにこうした行事が毎年恒例で全国各地で行われ、文化が受け継がれているのだ。
「赤鬼」「青鬼」にはどんな意味がある?節分は自分の“煩悩”と向き合うチャンス [カラーコーディネート] All About
節分の鬼といえば、赤鬼と青鬼の二鬼がよく知られていますが、地域によっては、三鬼、五鬼と色の種類が増えることがあります。赤と青以外では、黄(白)・緑・黒が一般的で、カラフルな鬼は娯楽性とともに、仏教的な意味も備えています。
鬼は人間の心の煩悩を体現した怪物であり、五色ある鬼の色はそれぞれ人間の煩悩の種類を示している。人間の心をかき乱し不幸・災いを招く煩悩を取り払うための神事、古来から続く日本の伝統なのである。これがベトナムのテトだったり中国の春節祭だと爆竹を鳴らしまくったり、クルド人だと埼玉の公園で輪になって踊りだすわけだが、日本人はひたすら豆を撒く。
白昼堂々ヤクザの抗争で銃弾が飛び交い死人が出る“鬼の棲む街”、神戸市長田区番町地区にも程近い「長田神社前商店街」にやってきた。ここは生田神社などと並んで神戸屈指の名社として知られる「長田神社」の門前町。どういうわけか、節分の時期にこの商店街を訪れる機会を得た。どうもこの時期にこの場所に来ると、ヤクザじゃなくて本物の鬼が見られるらしい。
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【鬼の棲む街・長田区】節分追儺祭で賑わう神戸のガチな下町・地下鉄長田駅前「長田神社前商店街」を歩く|逢阪
二月と言えば節分。季節の変わり目となる立春を前にするこの時期、日本各地では「豆まき」が行われ“鬼は外、福は内”の掛け声とともに、鬼を追い払うのが恒例行事になっているものだ。旧暦では新年の節目にもあたることから、この時期にやってくる鬼、すなわ...