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【アイヤー!】大阪・日本橋が新興チャイナタウン化している件【日本橋改め中国橋】

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中国やら韓国、それに東南アジア諸国からやってきた外国人観光客に人気ナンバーワンとなっている大阪・ミナミの繁華街。インバウンド効果でウハウハ状態な商売人達の浮かれっぷりも気になる所だが、それもいつまで続くのか定かではないし、京阪神を中心としたホテル代の高騰ぶりに日本人の観光客や出張リーマン達もほとほと困り果てている。先日お伝えした「黒門市場」の異様な変貌ぶりもその一例だが、ツッコミどころはまだまだそれだけではない。

黒門市場の最寄り駅でもある地下鉄堺筋線・千日前線が交差する日本橋駅とその周辺。大阪の日本橋と言えば電気街「でんでんタウン」が有名でもあるが、それは隣の恵美須町駅の方が近い。この駅からは道頓堀商店街に加え、中国人・韓国人向けの店舗が密集する島之内にも近く、駅の利用者はもっぱら外国人観光客ばかりである。中国語以外の言語が聞こえてきません。

大阪・日本橋をチャイナタウン化した立役者「上海新天地」

中国化著しい日本橋界隈で、昔からチャイナ感をブイブイ言わせているのがこちら「上海新天地」ではなかろうか。2005年9月にオープンして以降、大阪在住の中国人の生活に即した中国食材店やら食い物屋やカラオケボックスなんぞが入居する一棟まるごと「チャイナモール」化しているビルである。

中国人観光客の爆買い対応で一階部分が「ラオックス」にちゃっかり鞍替えしていて、さすが商売上手の中国人といったところなんですが、ちなみにここを経営する「中文産業」という華僑系会社は大阪ではなく東京都品川区に本社があり、ここの社長(羅怡文氏)がラオックスを買収して華僑企業化してしまった訳で、日本の華僑社会の中では相当なやり手である。

上海新天地一階ラオックスの店先にはテレビでも見慣れたとある人物の写真が使われた幟が。よくよく見ると卓球でおなじみの福原愛だった。中国大陸では蒼井そらと並んで人気の高い日本人女性である。日本と中国の橋渡し役でしょうか、すっかり同社の広告塔になっていた。

この上海新天地の上層階には中国食品店もあるのだが、スッポンが生きたまま売られていたり、冷凍販売されている犬肉や蚕の蛹なんかもあって中国の食文化の生々しさを味わえるリアルチャイナモールとしてオススメできる施設である。

中国人団体バスが路駐しまくっていた堺筋にインバウンド免税店が爆誕

久しぶりにこの界隈に足を運ぶと、堺筋沿いの一角に随分ごつい佇まいのモールが開業していた。ガラス張りのシャレオツな建物の壁には「DOTON PLAZA」と書かれているが、でかでかと「免税 TAX FREE」の文字も見える。ここはただのショッピングモールなどではない。外国人観光客向けのインバウンド需要を見越して建てられた免税店がメインコンテンツなのである。

堺筋沿いの道頓堀川に架かる日本橋付近はかなり前から中国人を中心とした団体観光バスが路上駐車する風景が当たり前のものになっていて、無論交通の妨げにもなる事から問題視されていた。2017年4月に開業したばかりという「DOTON PLAZA」には団体バス用の駐車スペースも併設されていて、一応路駐対策も考慮しているようだが、やはり堺筋沿いには相変わらず観光バスの路上駐車が見られる。

そして道頓堀商店街も堺筋寄りは完全に中国人観光客向けの飲食店や中国語が書かれたドラッグストアばかりになっていて節操の無さが半端ない。東北料理だの麻辣牛肉麺だのバリエーションも豊富だが日本語対応は皆無に等しい。

道頓堀の東側や宗右衛門町、それに島之内のあたりは昔からお水の姐さんにコリアンアガシが多かった事もあって韓国系の店舗が多めだったものが、ここ数年は完全に中国勢に負けている感じがある。爆食の国・中華人民共和国は大阪や日本はおろか世界中の街並みを全て中国風に変えてしまう力を持っている。

ところで「DOTON PLAZA」が現在建っている堺筋沿いの一角は数年前まで随分と荒れ果てた姿を晒していた。ここには江戸時代に道頓堀川を開削し、その名の由来となった安井道頓の顕彰碑がそびえているのだが、ハトがたむろし、その糞害のひどさに人も立ち寄らない場所でもあった。

石碑自体も放置プレイをかまされた挙句にひび割れを起こして危険な状態になっていて、「近寄らないで下さい」と注意書きが貼られ、バリケードで封鎖されているというお粗末な姿を晒していた。道頓堀川の生みの親の顕彰碑をこんな酷い状態のまま放置する大阪市も文化軽視が甚だしいが、その状況が増え続ける外国人観光客によって打開されるとはね。

「DOTON PLAZA」手前、安井道頓顕彰碑のまんま前にそびえる雑居ビルもいつの間にやら中華ビル化している件。上層階の方にはいかがわしげな出会い喫茶だの何だのも入っていて場所柄を感じさせますが…

ビル内には中国人向け美容室や中国人の大好物である麻辣湯を出す専門店などが入居しているが完全に中国語オンリーで日本人はまともに近寄る隙もない。

中国人に完全に乗っ取られた感のある大阪・日本橋界隈

元々からアジア系外国人観光客の姿が多かった日本橋界隈で、我々取材班も既に10年前の時点で日本橋や島之内、道頓堀商店街の東側一帯が「中国化」している事に目をつけていたのだが、最近訪れると、特に堺筋沿いに中国物産店がボコボコと増えまくっているのが目につく。日本橋は本格的にチャイナ勢に侵略されつつあるんでしょうかね。

日本橋駅南側の堺筋は既に東京で言うところのプチ大久保状態になっていて、ちっとも日本っぽくない。中国物産店が何軒も立ち並ぶ堺筋沿いを歩く通行人もその多くは中国人ばかりで、昔からある日本人経営の店はすっかりしょぼくれて見る影もない代わりに中国人経営のド派手な看板を掲げた店が目立っている。

このままだとあと10年くらいすれば、ここいらも大久保通り(JR新大久保駅の西側)みたいに新興チャイナタウン化しているのではないか。首都圏に目を向ければ、大久保や池袋西川口あたりに麻辣湯やら麻辣鸭脖やら火鍋といったリアルで中国の街角で流行っている屋台料理店が当たり前に転がっていて中国化が激しいが、こちら大阪も幾分遅れてはいるものの中国化はハッキリと進んでいると見ても良い。

気になって大阪府の国籍別在留外国人数のPDFデータ(平成28年度)を参照してみたら、ぶっちぎりに多い「韓国・朝鮮」(約104,000人)に次いで「中国」(約56,000人)と、帰化や死亡などで減少傾向にある在日コリアンと比べて、10年前とは比率が「3:1」から「2:1」以上にまで増えている。東京では既にそうなっているが、そのうち大阪も在日コリアンよりも在日中国人の人口が勝ってしまうのではないだろうか。


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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