我々もこれまで“千年の都”こと京都の様々な裏町だの怪しい場所を訪ね歩いてきたわけであるが、それでも今まで行き逃していたところがあった。皆様は「長岡京市」という街には足を運んだ事があるだろうか。京都市西京区などと隣接しているが、向日市や大山崎町と並んで単独の自治体として小さな市域で踏ん張っている人口8万人の街。ここいら一帯を旧郡名から“乙訓地域”とも称する向きもあるが、対外的には平安京に遷都する以前にあった幻の京、それから「たけのこ」がよく採れる名産地として知られている。

そんな長岡京市にやってきた我々取材班。阪急京都線の「長岡天神駅」で下車するのが最もメジャーなアクセス方法であろう。(JR長岡京駅ってのもあるけど、あれはちょっと街外れ過ぎる)しばらく来ない間にこのへんの沿線に聞いた事もないような新駅が続々出来ていて、西山天王山だの洛西口だの、そんなのがある一方でこの駅は大昔からある。特急停車駅だ。
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【京都番外地】京都のリアルたけのこの里「長岡京市」にある“路地”を訪ねて|逢阪
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