先日オープンした「ららぽーと門真」の件で何かと賑々しさを見せている大阪府門真市。早速我々も現地まで見物してきたのだが、そのことはともかく、ららぽーとと言えば三井不動産なわけでして、門真についても“ららぽ”の隣接地に分譲マンションをおっ建てて売り出す気でいるらしい。ちょっと昔にあった横浜市都筑区、ららぽーと横浜隣のあのマンションの騒動を思い出してしまいましたが門真のこちらも元々はレンコン畑が広がっていたような低湿地帯。今度こそは“憧れのマイホーム”が傾くようなトラブルが起きて欲しくはないものであろう。
既に第1期は成約完売御礼、第2期の販売に向けて動いている感じだが、京阪電車と大阪モノレールが使える交通便の良さもあって環境の悪さに目を瞑ってそそくさと“人生最大のお買い物”を決めたご家庭も多いようで、世の中いろんな価値観の人がいるものだなあと感心しております。人口の50％以上が平均所得300万円以下の低所得者層が生活する大阪府下最凶クラスのボンビータウン門真にアッパーミドル層が多数流入する見込みで、街の住民層も含めてどう変わるか見ものである。
さて今回お届けするのは門真市でも京阪沿線で最も東側にある駅「萱島」である。大阪・淀屋橋＆中之島両駅からの各停電車の終着駅でもあり、寝屋川（一級河川）の真上にある駅のホームに神社の御神木である樹齢700年のクスノキがズドーンとぶち抜いて生えている事で有名な場所。京阪門真市駅から3つ隣。一方、寝屋川市駅からはすぐお隣。
ここは以前にも我々が訪問した「京阪トップ商店街」という昭和のズタボロアーケード街が未だ令和の世にも現存しており一部のレトロマニアの間では定評が高い、大阪北河内の典型的なド下町である。すっかり寝屋川市のモンだと思い込んでいたが、地図をよく見れば駅前は寝屋川市でも、そのすぐ南西側には「門真市上島町」という地域がある。
この上島町でつい最近不穏な事件が発生した。民家の敷地の浄化槽の中から白骨死体が出てきたという、なんともリアル“仄暗い水の底から”案件…
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