【パラダイスシリーズの始祖】念願の訪問「淡路島ナゾのパラダイス・立川水仙郷」

洲本市

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淡路島ナゾのパラダイスの本丸に潜入すると、そこに記される性の薀蓄の数々に思わず下半身もそそり立つ程の驚きを感じるに違いない。それは全てご主人の人生経験に基づいたものである。

それはよくわかったのだが、アソコの毛で性感度が分かってしまうだなんてもはや常軌を逸している(笑)看板を一つ一つ手作りしたご主人の労力をも併せて考えると笑えてしまうのだが、少し見て行こう。

柔毛質型、縮れ毛型、過疎型、多毛型、濃く太い硬質型、直毛型と様々な毛の傾向で女性の感度が分かると豪語するパラダイスのご主人。一体何人もの女性をモノにしてきたのであろうか。見た目で人は判断できない。

さすがパラダイスの主は立派な性の求道者、毛だけでは物足りず、今度は耳の形で女性を判断しようとする。フェミニストの田嶋センセイあたりが見たら火病を起こしそうなネタがこれでもかと書かれており笑いが止まらない。

耳が普通型の女性は口説くだけ骨折り損だというのがご主人の主張。


耳は4タイプに分けられ、一番左のものが「絶品中の絶品型」であり名器中の名器だと太鼓判を押している。ほんまかいな?

下に置かれた棚には江戸時代の春画の数々や、国内外のポルノ雑誌や性的表現豊富なおもちゃ類が所狭しと置かれている。もちろんこれらも全てご主人のコレクション。

一瞬アメリカのアクション映画の手書き看板かと思ったが違う。ジャンボジェットにミサイルが突っ込まれようとしている…ヤバイ、ヤバイぞ!シュワちゃん助けて!

ご主人の薀蓄「らくがき帳」の勢いは留まるところを知らず、たぬき御殿の上部に掛けられた大看板だけではない。世に広まる諺もご主人の手に掛かれば性生活の知恵として解釈が出来ると。「親の心子知らず」って、そんな意味だったのかw

だがご主人の創作諺らしき胡散臭いネタも次々飛び出すのがご愛嬌。これぞやりたい放題「パラダイス」の醍醐味である。男と箸はかたきがよし。

もちろん秘宝館としてエロネタを披露しまくるサービス精神もあるが、避妊法も色々あるのですよと、ちゃんとお勉強をさせてくれる。これは18歳未満にも見せた方がええんとちがうか。今時のガキは小学生でもヤッてるからな。

…と思ったがここに貼ってある絵は何なんだとwwwwwwww

過激すぎるので一部加工しております。現物は是非現地でお確かめください。

みんな好きなんです。だって、にんげんだもの。

「ナイトスクープ見てきました」と書かれた落書き帳も結構ある。地上波でよくこんなヤバイ施設を放送できたものだと感心するほかない。

噂に聞いたナゾのパラダイス、その中身の濃さは他の追随を許さない。じっくり見て回ると2時間くらい掛かるかも知れません。

もうここまで来たんだもの、ナゾのパラダイスを奥の奥までじっくり堪能しよう。アダム徳永ばりのスローセックスを手本に秘宝館を身体の全身で感じるのだ!

引き続き「淡路島ナゾのパラダイス」の本丸を攻略していこう。しかし最初に招かれた「たぬき御殿」の中の展示物だけで我が取材班の男衆一同は一様に脱力感に苛まれヘロヘロになっていたのである。恐るべし、パラダイスの主・東田氏!

諺を思い出せ!男と箸は固くあるべきやろ!

再び気を引き締めて展示物を見て回る事にする。

たぬき御殿を出ると、エンドレスで怪しげなVTRが流れる謎の空間が現れる。そこには「チンチン音頭の由来」と称して、淡路島ナゾのパラダイスの公式テーマソング「チンチン音頭」が流されている。

♪チンチン いっぱい うれしいな

などと終始卑猥な歌詞なのだが、元は「らくがきソング」とタイトルがついていたご主人のオリジナルソングだったものに「チンチン音頭」と命名したのが「たけしさん、さんまさん」であると説明されている。

さらに読売テレビが取材して帰りましたが放送できないことがわかり…と書かれているがその部分だけが大いに同意できる。

こんなもん放送できるわけないやろ!

古びたテレビには延々と水仙郷をバックに女性らしきものが映った古びた映像が流されている。使いすぎてビデオテープが擦り切れそうになっているのか何の映像なのか判別できないほど乱れている。その後ろにはこの場ではとても放送できない絵が…

館内をさらに見回すと、床やテーブルの上などには過去のヌード写真カレンダーがこれでもかと並べられている。ご主人お気に入りのAV女優だろうか。きっと毎晩のオカズの足しにしていたに違いない。

よく見るとヌードカレンダーの大半に「辻自動車整備工場」の名前が刻まれている。近所の車屋だろうか。素晴らしいご近所付き合いだ。

ご主人考案の女性占いはまだまだネタに事欠かない。パンティの脱ぎ方とまで来られるともはやこじつけではないような気がするが、パラダイスの主にとってはひたすら女性の生態は研究対象でしかないわけだ。

日本全国には大小様々な秘宝館的施設が存在するが、淡路島ナゾのパラダイスの場合はひたすら館長である東田宣学(芳高)氏の独自研究とコレクションに尽きる。

本人曰く「金を掛けずに作りたかった」とのこと。

東田夫妻が手塩にかけて作り上げた水仙郷は1970(昭和45)年に初めて一般公開された。しかし水仙の花だけじゃ見所に乏しいからと、ひっそり傍らに秘宝館を開いてから現在に至るまでに集められたエロの集大成。まさにハングリー精神の結晶である。

単刀直入な疑問だが、性の求道者を突っ走るご主人と奥さんとは仲良くやっていたのだろうか(笑)

もっとも、テレビや雑誌に頻繁に取り上げられた最盛期にはエロ系のライターやAV女優・監督なども遊びに来てさぞ賑やかだったそうだが、淡路島の一番奥にあるという地理的悪条件はどうやっても拭えない。当日、パラダイスの中には我々以外にお客が全く居なかったのだ。

そうこう思っているうちにも「らくがき帳」はさらに過激な方向へと突き進んでいく。

所々怪しい日本語だが全て手作りなのだと思うと健気で可愛くも思えるらくがき帳コレクション。どうでもいいが「ベニス」って何だ。水の都か。

四方八方に性の薀蓄が散乱しているので目で追いかけるだけでも大変なのである。よほど好きなんだなぁと思いつつも性交の回数は意外に控えめな値を推奨している。またやり過ぎないことが長生きの元とも書いてある。

「女性の陰名」に男どもは誰もがロマンを抱く時期はあるもの。オランダのスケベニンゲンやら保土ヶ谷バイパスやらラムサール条約に守られた湿地帯、漫湖で写生大会とかでいちいち喜ぶ健気でアホな心を忘れないで生きていこう。

色々ありすぎてどこから手をつけたらいいかわからないパラダイスであるが最も有名なのが「いくときあの声ベスト順位」と書かれたこの表の存在だ。

第十二位はチャーハンでも作るのかといった感じだし第十四位が何故か抜けてたりツッコミどころがありすぎだが、第十七位はヤバすぎるだろこれ。

でも個人的に一番気に入ってるのがこれ。

別格・言葉なくして(アッウッ)

で、結局らくがき帳の「ベニス」は最後まで訂正しないつもりか。

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