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天理教教会本部・宗教都市「天理」巡礼 (3)

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天理教教会本部の中心、神殿・教祖殿を見た後は周囲の施設もどんどん見て行く事にする。
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ひたすら広大な信仰空間であるが普段は見ての通りガラーンとしている。これが毎月26日の「月次祭(つきなみさい)」、年始の「お節会(おせちえ)」、毎年4月18日の教祖誕生祭といった時期には全国から続々信者がこの地に訪れ凄まじい混雑を見せるという。普段訪れても混雑は想像しづらい。


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神殿東側から振り返って見る。どこから見ても物凄い建物である。あまりに巨大過ぎるので遠近感覚が鈍ってしまいそうだが、人が立っているのでようやく大きさが実感出来るくらいだ。
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こちら側にもやはり各地の教会名が記された提灯がずらりとぶら下がっていた。よく見たら日本だけじゃなくてハワイの地名まであったりする。頑として和風テイストを貫いていながらも布教活動はグローバルに展開されている。
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アメリカ、ブラジル、カナダ、コンゴ共和国…その右下の「奈良縣」が浮いてしまっているのでアレなのだが。
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神殿東側には天理教城塞「おやさとやかた」の一部「別席場」の建物がある。どうやら新年行事「お節会」の準備が着々と進んでいる模様。
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別席場の建物前に「お節会」の仮設テントがずらずらと組まれていてさぞかし参拝者の数が多い事を物語っている。
「おやさとやかた」の建物は外側から見ると直線状に連なっているが、神殿側から見ると櫛の歯状に建物が突き出している。そして建物のデザインは頑なな迄に共通している。
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さらに南側に足を伸ばしてみると、今度は体育館のような風貌の建物があった。これまでの施設のように和風な感じではないのだがこれも天理教の施設だ。
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随分古びた案内看板に「第一食堂」「第二食堂」と書かれているので、ここはどうやら信者用の食堂に使われている建物だという事が分かった。約250ヶ所ある詰所の存在といい、この食堂といい、キャパシティのでかさを思い知らされる。
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食堂の建物を抜けるとその先に一般の車道が東西に走っている。天下の公道なはずだが、周りが天理教施設ばかりなのですっかり天理教の道路かと勘違いしてしまう。その道路の南側にも「おやさとやかた」の一部となる建物が連なる。
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「おやさとやかた」南側には天理大学のキャンパスがある。毎度のことだが大学も病院も詰所もみんなこの建物なので看板を掲げておかないと見た目の区別が付かない。昭和24(1949)年に設置された大学というので意外にも歴史が古い。人間学部宗教学科をはじめ様々な学部学科あり。
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天理大学からずらりと続く「おやさとやかた」の城塞っぷりが素晴らしい。左側から順番に天理大学、天理小学校と天理教教庁、天理大附属天理参考館、おやさとやかた南右第二棟、高安詰所となる。
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特に「天理参考館」はかなりマニアックな世界中の民俗資料をあれこれ展示していて見応え充分な博物館だぜとの事だったが閉館日で中を見る事が出来なかった。また次の機会にでも。
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もう見慣れたはずの千鳥破風の大屋根もこれだけ建物が勢揃いしてしまうと迫力満点である。どれだけの期間と費用で築き上げたのだろうか。
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ちなみに天理教は毎年天理市に対して毎年10~15億円程の用途を限らない寄付金を納入している。それは天理教が街に占める規模の大きさからしても真っ当な話であるが、寄付金は毎年行われるイベントの清掃費用や道路整備などに使われているという。
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奈良交通のバス停にも「天理教本部前」というのがあった。さすが宗教都市と呼ばれるだけの事はあるが、この街で天理教以外の信仰をしている住民はどれだけ居るのだろうか、ちょっと気になる。
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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