【アッー!】大阪市内きっての超有名観光地「新世界」がものすごく発展している件

今回は初心に帰って大阪のアンテナ的存在でベタな観光地となってしまった新世界界隈をもう一度ぶらぶらしてみる事にした。

この界隈は随分前から観光地臭くなって、ジャンジャン横丁から通天閣の下までの間は観光客目当てのしょーもない串カツ屋だらけと化した界隈だがそれでもDEEPなエッセンスが死んだ訳ではない。さてこれから街の再点検だ。

しばらく来ないうちに新世界の事情も若干変化を迎えつつあるようだ。まず大阪市の赤字遺産であった「フェスティバルゲート」の建物解体工事がほぼ終わりつつある事。殆ど更地になってました。かつての遊園地にそびえ立つ塔のてっぺんにいたあの女神像も地上に堕ちてしまった。もう過去の思い出と化してしまったのだ。

その割にはスパワールド向かいにある焼け落ちた廃ビルはいつまで経っても解体されない件。大阪って変な街ですね。屋上で白骨死体が見つかって騒ぎになった事もあったこのビルだが、どうも権利関係が複雑で解体工事に着手できない模様。

前置きはともかく今回新世界界隈を歩いたのはこの土地がどれだけ関西屈指のゲイのハッテン場であるかを確かめる為であった。東京なら新宿二丁目と上野浅草がその手の聖地だが、大阪では堂山町とここ新世界という事になる。で、気になる物件は通天閣の真下にある銭湯横のサウナ。

そびえ立つ通天閣と同じくらい年輪を刻んだかのような外観の建物。2階へ登る階段もどこかレトロ風味。サウナと銭湯は同じ経営者のようだが入り口からして完全に分離されているのが特徴。

それにしてもセンスが不明な「お2階へどうぞ 健康です」の看板が気になってしょうがない。謎のマスクを被った土人がお待ちしております。何をイメージしてこんな絵が描けたのだろう。本当にミステリアス。

で、銭湯部門は1階に分かれて営業している。通天閣を真下から眺められる露天風呂が特長でございます。しかし「ホモ行為一切禁止!」とあちこちに張り紙が貼ってあります。ド直球ですね。これには不純な目的のオジサマ方もタジタジだろう。恐らくノンケしか居ない我々取材班もちょっと後ずさりしてしまいましたよ。

まあでも真打ちと言えばここ新世界国際劇場でしょう。建物もやたら古めかしいと思ったら昭和5(1930)年竣工ですからね。もはや文化遺産級の戦前建築。もともとは南陽演舞場という名前の芝居小屋だったそうだが戦後の昭和25(1950)年に映画館としてリニューアル、以後現在に至っている。

これだけオールドスタイルな映画館が姿形変えずに生き残っているのは絶えず映画館を利用するソッチ方面の常連さんが支えているからかも知れん。職人が丹精込めた手描きの映画看板も未だに作られ続けている。

ホモさん達が出入りしているのは成人映画を3本立てでオールナイト上映しているこちら地下劇場の方だ。800円で朝まで居られる庶民的映画館となっております。中は天王寺動物園も顔負けの野生の王国。成人映画の手描き看板が見られる場所なんてもしかすると今の日本じゃここくらいじゃないのか。

さらに通天閣の周りを歩いていると殊の外独身男性向けの安宿やら個室ビデオルームが多い事に気づくだろう。客の入り具合を示す看板にコインパーキングのものを流用してる変な旅館。

あまつさえ料金表示もコインパーキングのそれと同じ書き方だし。夜は2時間で500円、8時間使ったら2000円。使い分けに融通が効きそうですね。

隣は個室ビデオ…と思ったら同じ系列店だった。こういう所も普通にセ○ズリ部屋に使う男子諸君もおられるようだが往々にしてホモが居座っている訳でそれは新世界が屈指の聖地だからだ。

随分と細かい料金表示の案内がなされた看板。マンガ喫茶というかむしろヤ○部屋向けに作られたも同然である。いい仕事してますね小町さん。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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