2020年代、令和の時代に入ってもなお神戸の街は“昭和レトロ”の宝庫である。いや、逆に大阪が綺麗になってしまいすぎて、神戸がそのように感じるようになっただけなのかも知れない。2025年の大阪・関西万博の開催やそれに向けての再開発、コロナ禍以降冷え込んでいたものの久しぶりに再燃しつつあるインバウンド景気、そういった束の間の“熱気”からは若干遠ざかった印象のあるのが神戸という街だ。
阪神元町駅「有楽名店街」9月末で閉鎖 昭和の“残り香”漂う地下街、76年の歴史に幕
阪神元町駅の西口と東口を結び、居酒屋などが並ぶ日本最古級の地下街「有楽名店街」(神戸市中央区)が9月末で閉鎖し、76年の歴史に幕を下ろすことが分かった。防火の問題があるとしてテナント貸主の阪神電鉄が2016年での閉鎖を決めた後も十数店が営業...
そんな中でも最近になってこんな話題が飛び込んできた。阪神電車元町駅の改札横に連なる地下飲食街「元町有楽名店街」が2023年9月に閉鎖される事が決まった。終戦直後の昭和22(1947)年からの歴史ある地下街で、76年の歴史に幕を下ろす事となった。
所有者の阪神電鉄側は“避難時の安全が確保できない”との理由で入居テナントに2016年3月末までの退去要請を行ったが一部の店舗が反発し明け渡しに応じず裁判沙汰にもなっていた。しかしコロナ禍によって入居店舗も続々退去し、残った店舗で構成される自治会もかさばる維持費の負担に耐えかねて、渋々明け渡しに応じた流れになるようだ…神戸新聞の記事ではそう触れられている。
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【神戸の昭和】阪神電車元町駅改札そばにあるレトロ地下飲食街「元町有楽名店街」が閉鎖される|逢阪
2020年代、令和の時代に入ってもなお神戸の街は“昭和レトロ”の宝庫である。いや、逆に大阪が綺麗になってしまいすぎて、神戸がそのように感じるようになっただけなのかも知れない。2025年の大阪・関西万博の開催やそれに向けての再開発、コロナ禍以...