日本の朝鮮!大阪最強のコリアタウン生野区・猪飼野「御幸通商店街」 

日本最大のコリアタウン、大阪市生野区。鶴橋駅から南東へ1キロほど離れた場所にも、もう一つのコリアタウン商店街である「御幸通商店街」が存在する。

商店街の入口に韓国式の立派な門が掲げられた、これまたシンボリックな街である。御幸通商店街は東西で3つの区画に分かれており、とりわけコリアタウン色が強いのが御幸通中央商店街。ほとんどの店舗がキムチ屋や肉屋、韓国料理店や屋台料理、民族衣装、それに韓国の音楽CDやDVDを売る店舗などとなっている。

御幸通商店街は駅から離れている為、そこへ至る道が少々わかりづらい。そこで鶴橋駅からの道順に沿って案内することにしよう。

鶴橋駅前から商店街を東へ抜け「鶴橋卸売市場」の南北のアーケードを南へ進む。アリラン食堂などがある細い路地の商店街だ。アーケードが途切れ広い道路が出現する。そこを左に出るとすぐに見える交差点ここを南北に通る道を地元では「疎開道路」と呼んでいる。正式には「市道豊里矢田線」。

疎開道路という名前がついたのは戦時中に、防災上の理由、避難経路の確保と民家の延焼を食い止めるために民家を立ち退かせて作った道路だからだ。

疎開道路沿いに南下すると左側にコテコテなキムチ専門店があるが、そこを目印に少し先の道路を左に入った筋が御幸通商店街になる。ここまでで鶴橋駅から徒歩12分程度である。

その前にせっかくなので「鶴橋」の地名にもなった史跡「つるのはし跡」を案内しよう。

ちなみに疎開道路沿いに案内看板もある。「日本最古の橋」と書かれている。ホンマかいな!

あくまでも「史跡」なので本当に橋があるわけではないが、これがつるのはし跡。日本書紀に記されている中では最古の橋だということらしい。昔、この付近には鶴がたくさん飛来していた。つまり「鶴橋」という地名のいわれはそのまんまの意味だという事である。

史跡の説明はこちらの案内板から。

ついでに、小野小町にも謳われていたのね。比較的新しいものだが、歌碑が建立されている。

ここは「旧猪飼野村」。

地名の由来はつるのはし跡に書かれていたように日本書紀の「猪甘津」から来ている説が最も有力だが、豚を飼う朝鮮人の村ということで「猪飼野」と呼ばれるようになったという説もある。

猪飼野という地名からは「朝鮮人の村」という蔑視のイメージが付きまとっていた事もあって、地図上の地名からは姿を消した、そう言われてもいる。昭和48年の住居表示変更施行で猪飼野の地名は「鶴橋」「桃谷」「中川西」に変わり、現在では「猪飼野橋」などの交差点やバス停の名前に残る程度である。

今里筋沿いにある「猪飼野橋」交差点。次は猪飼野の中心街、御幸通商店街の中をご案内しよう。

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