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梅田のすぐ隣にあるとは思えない、独特の時間が流れるミステリアスな商店街「天五中崎通」。その一角になんとも怪しげで謎の店がある。

「よしや」というカレーライスの店である。

店構えは魚屋、なのに「占い」の提灯を下げているわ、カレーライスののぼりが立っているわ、魚どころか野菜も果物もあるわ...一体なんの店?といつも疑問に思いながら通り過ぎていた。
いや、通り過ぎてばかりで本当申し訳ないw

どうやらこの店、関西ローカルのテレビ番組を中心に「魚屋のカレー&占いの店」としてかなり頻繁に取り上げられてるようで、結構マニアには知られている模様。一杯180円という異常な低価格を実現している凄まじいカレーの味はどんなものなのか??

テレビのコマーシャリズムに毒される前に一度「魚屋のカレー」を体験してみたいと思い、2009年のゴールデンウィークに再びこの商店街にやってきたのだ。

件の「魚屋のカレー」の店舗は谷町線中崎町駅を上がった先の商店街を1分程歩いた所にある。店構えがなんとも目立つのでイヤでも目に付く。しかし以前よりも随分コンパクトになった気がするのだが...

ゴールデンウィークのさなか、私は再び大阪にやってきていた。
別に地元が阪神沿線という訳ではないのだが、阪神電車梅田駅の構内にやってくると落ち着くのは私が根っからの大阪人だからか。
阪神梅田名物ドリンクスタンドで買ったミックスジュースを一気に飲み干した後、そのまま尼崎行きの急行に乗った。

尼崎中央商店街は以前も「トラキチ商店街」と言う事で大阪DEEP案内でもレポートをお送りしたのだが、どうしても心残りになっている事があったのだ。
それは尼崎中央商店街の名物である「トラのおばちゃん」(タイガースおばちゃんとも呼ぶ)との遭遇を果たしていなかった事だ。

単に今回もオフイベントで尼崎の商店街とかんなみ新地を案内するという名目でメンバーを集めたのだが、あわよくば伝説のおばちゃんに出会えたらと淡い期待を抱いて阪神電車に乗りこんだのである。

今でこそ大阪市港区は大阪随一のデートスポットで有名になっているのだが、それまではしこたま地味で柄の悪い港湾労働の街として名を上げていた。

戦争で被災した後、昭和36年に大阪市交通局が現在の地下鉄中央線を建設し(弁天町-大阪港)、その頃から市営住宅の建設が急ピッチで進められた。
市営住宅が作られる度、西成と同じように労働者の街としての勢いを増していった。そして街のDQN度もどんどん強化されるに至ったのだ(笑)

西成と違うのは単身者よりも所帯持ちが多かった事だろう。
実は言うと私、逢阪の家族も、港湾労働者としての仕事を求めてこの地に移り住んだクチである。

とはいえやはり「港区」と名がつくだけあって、八幡屋の街の一角には今でも港町を思わせる高い堤防に区切られた場所があり、何気なく上に登ってみると...

このように船溜まりになっていたりして、多くの漁船が係留されているのを見る事ができる。つまり漁港であることを示しているのだ。実際に八幡屋には「大阪市漁業協同組合」の建物も存在する。

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関西探訪ライター「逢阪まさよし」率いる取材編集班が、大阪周辺のあらゆるディープスポットの 情報を取材写真と共に惜しみなく垂れ流している、タウンガイドサイトです。
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