新しい2023年を迎える直前、我々は北近畿…兵庫県北部の地にいた。県土があまりに広すぎて、旧国別で5つに跨っている事から「ヒョーゴスラビア」だなんて揶揄されてしまう兵庫県。そのうちの「但馬地方」と言われる地域になるが、京阪神から見ると半ば外国同然扱いされてしまう辺境の地だ。大阪市内から車を出すと片道2時間以上は掛かる。大阪駅から城崎温泉に行くJRの特急「こうのとり」に乗っても、片道2時間半以上。もはや新幹線で東京に行くのと変わらん。文化は山陰・日本海側に属し、生活圏で言うと鳥取などと同じ。さて、そんな異境の地にはこれまでなかなか足が向かなかったわけですが…
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特急こうのとり号で大阪から豊岡に向かう手前にある「八鹿駅」で下車する。駅の裏を流れる円山川に沿って連なる集落を1キロほど上流側に歩くと「八鹿」(ようか)の中心市街地に至る。2004年、平成の大合併で養父郡全域が一緒くたになって生まれた「兵庫県養父市」の中心地域でもある。ともかく当サイトの読者であれば我々がこの街に来たということは何を見に来たか既に“お察し”がついているはずであろう。
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【北近畿寂寥紀行】兵庫県養父市「八鹿高校事件」があった街・八鹿を歩く【ヒョーゴスラビア】|逢阪
新しい2023年を迎える直前、我々は北近畿…兵庫県北部の地にいた。県土があまりに広すぎて、旧国別で5つに跨っている事から「ヒョーゴスラビア」だなんて揶揄されてしまう兵庫県。そのうちの「但馬地方」と言われる地域になるが、京阪神から見ると半ば外...