【高槻市】阪急線から南側はちょっと…阪急高槻市駅前「城北通商店街」のゲスな飲食街

JR京都線、阪急京都線の2路線で大阪・京都両都市から最短距離でアクセス可能な街「高槻市」の街ネタ情報を続々垂れ流す当サイトですが、今度は阪急高槻市駅までやってきました。

梅田から河原町行きの特急電車に乗る事最短21分の阪急高槻市駅…地下鉄堺筋線の直通電車もここまでやってくるので通勤が捗る街なのは言うまでもない。駅構内にはいつの間にか爆誕した高槻市マスコットキャラクター「はにたん」が突っ立っている。市内にいっぱい古墳があるから埴輪のキャラクターらしいです。

関西住んでみて良かった街ランキング1位獲得経験ありの「高槻市」です

実のところ高槻はSUUMO発表、2010年および2012年版総合ランキング「住んでみて良かった街(関西)」1位を獲得している人気の街らしい。確かに駅前の商店充実度や交通利便性では恵まれ過ぎていて、上位常連になるのも分からなくはないが、あくまでそんなものは表面上だけのお話に過ぎない。

大阪の中では割とまともとされる北摂エリアにある高槻市だが、その街の様相は「JRおよび阪急線の北側か南側か」で大きく変わる。阪急線から南側ははっきり言ってガラが悪い。府営住宅やら工業地帯やらが点在する微妙な住宅地ばかり。そんな“南側”への入口となる商店街が「城北通」。

城北通や阪急高槻市駅北西側の高槻本通付近が北摂屈指の盛り場として非常に多くの居酒屋等が乱立するアルコール臭い飲食街として勃興している。JRも新快速が、阪急も特急がわざわざ止まるような街はやはり発展度合いが違う。

城北通商店街はその名の通り、キリシタン大名・高山右近の居城であった高槻城の北側にある。住所も「高槻市城北町」。道なりに進めば国道171号があり、その先にある「城跡公園」がかつての高槻城の跡地である。

城北通商店街のいかがわしい雰囲気

しかしこの城北通はというと、昼間っからでもちょっと如何わしい雰囲気を放っている。飲み屋が入る雑居ビルにしれっと韓国エステとかが入ってますし…

一昔前、バブル崩壊後の90年代まではこの城北通一帯は風紀の悪い店舗がすこぶる多く、暴力団等反社会的勢力の関与する店舗もあり、近隣にある大阪医科大学では生徒に対して城北通に近寄らないようとの指導がされるほどの状況であったという。

現在のところ、そうした暴力団関係の店舗や違法風俗店などはこの商店街から一掃されているようであるが、やはりそんな「黒歴史」を辿った盛り場にはどこかしら陰気臭さがつきまとうものである。

城北通自体はほとんど商店ばかりしかないので、このような昭和枯れすすき的な佇まいのボロアパートは少数派でしかない。屋根瓦がごそっと落ちかかったボロ家とか放置プレイかまされてますけど、JR高槻駅の北口の落ち着いた町並みとは全然別世界やね。

あー、このへんとかねぇ…もはや大阪市内のガラの悪い歓楽街で感じるのと同じDQN臭が漂っておりますけれども、チャリでふらふら走ってやってくる「住所不定無職」風の男率の高さよ。

平日昼間から大量のチャリンコが店の前に止まってジャンジャンバリバリ言わせまくっている城北通の老舗パチンコ店前の路地に立つ。チャリでやってくるパチンコ客の多くは高槻市南部のガラの悪い公営住宅なんぞに住んでいる貧困層であろう。

何度もしつこく言うが同じ高槻市でも阪急線から南側は大阪市内と大差ない住環境と民度である。なのでそうした住民の駅からの通り道となる城北通もまるで十三駅前のガラの悪い空間がそのままゴッソリ高槻に持ち込まれている印象すらある。それにしても、左手の尋常無く如何わしい店はなんですかね。

なんとも老舗感漂う城北通の生き字引的店舗「ブルームーン」である。何の店なのか詳しくは触れない事にするが、そんなことより店先に複数置かれた手書きのポップが味わい深い。「夏に向って 撃て!」って何を撃つんですかお父さん。

ガッツリ色とりどりの筆書きで記された「Cast ぼしゅう!」の看板。「資格 まじめに 出勤だけ」「普通の方 求む」「稼せげるスキル 笑顔と個性 そして継続」「20代もちろん30,40代 まだまだこれからです」などなど、昭和な言語的センスが光るメッセージの数々。店長直筆ですかねこれ。これを呼んで応募しようと思う人は多分“普通の方”ではないように思いますが…

そんな大人のサロンの求人広告の看板も踊る、極めて路上駐輪が激しい城北通の路地裏、如何でしょうか。やはりここは北摂と言えども大阪のはしくれ、という苦い現実を噛み締められる、ある意味貴重な空間ではないでしょうか。

そのすぐ隣の薬局「クスリのいわい」も渋い佇まいである。「盛り場にある老舗の薬局」ほど間違いないものはない。今夜も“ナイスショット・ナイスイン”でしょうか知りませんが、今の城北通はそんな場所ではありませんから。


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。

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