【ヅカの暗部】朝鮮総連もあるよ!ボウガン一家殺傷事件が起きた、宝塚市の町外れ「安倉西二丁目」を歩く

宝塚市

兵庫県宝塚市…この地名を聞くと世間では「宝塚歌劇団」のイメージ一辺倒で、いわゆる“ヅカファン”な乙女心丸出しの女性軍団がやれ聖地巡礼だとばかりに押し寄せる華やかな街といったものしか思い浮かばないようだが、ちょっと街を外れたあたりの武庫川沿いに出ると、在日コリアンや沖縄出身者が寄り添って暮らす、かつての河川改修工事の労働力として集まった被差別コミュニティの成れの果てもあって、光強ければ闇も強し…そんな一面も持ち合わせた街でもあるのだ。

クロスボウの所持が禁止されます!|警察庁Webサイト

ところで最近、我が国では銃刀法の改正が行われた事はご存知であろうか。特に殺傷能力の高いクロスボウ(ボウガン)の所持が原則禁止・許可制となり、違反した者は処罰対象となる。今年3月15日から施行され半年間の猶予期間が設けられた後(警察に持ち込めば無料で回収してもらえた)、9月15日からは所持しているだけでも違法になる。貴方のお宅の押入れや車庫など、今一度点検されてみては如何だろうか?…って、もう遅いか。

宝塚・ボーガン殺人 悪夢の5時間「試し撃ち、弟に“とどめ”もう1本」 動機など本格捜査 | ラジトピ ラジオ関西トピックス
宝塚市で4日、家族ら4人がボーガン(洋弓銃)で撃たれ3人が殺害された事件で、母親ら3人に対する殺人容疑で再逮捕された無職の男(23)が「購入したボーガンで撃つ練習をしていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

その法改正のきっかけとなったのが、この宝塚市で2020年6月に起きた宝塚市ボウガン一家殺傷事件だ。当時23歳の男が、所持していたボウガンで祖母・母・弟・伯母の家族4人を次々と襲撃。うち伯母を除く3人が矢で頭部を貫通したことなどによる出血性ショックで死亡という惨憺たる結果である。この事件では犯行数ヶ月前にインターネットで購入したボウガンが使われていた。ネットで簡単に銃と等しい殺傷能力がある凶器が手に入る恐怖…事件の衝撃もあって模倣犯が出るなど社会的にも影響が出始めた事などから、兵庫県をはじめ全国の自治体で規制強化が進んできた。

尼崎と宝塚を結んでいるから「尼宝線」。阪神バスが二つの街を繋ぐ

ところでそんな「ボウガン規制強化」の原点となった宝塚の事件現場の家がなかなか香ばしい場所に存在していることを知って、一度訪ねてみたいと思っていた。そこは宝塚市の町外れ「安倉(あくら)」…中国道宝塚ICがあり、“歌劇の街宝塚”と“工業都市尼崎”という一見“水と油”に思える二つの街を結ぶ「尼宝線」が走っている。二つの街を繋ぐ阪神バスはかつてこの幹線道路沿いに鉄道を走らせる計画があったものが頓挫した名残りだ。

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【ヅカの暗部】朝鮮総連もあるよ!ボウガン一家殺傷事件が起きた、宝塚市の町外れ「安倉西二丁目」を歩く|逢阪
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