日本最大級の沖縄出身者コミュニティが形成され、人口の3分の1だか4分の1は先祖が沖縄人と言われている「おきナニワん」な街、大阪市大正区。街のあちこちに沖縄料理屋があったり、玄関先にシーサーを置いていたりする家をフツーに見かけるほどの密度の高さだ。

NHKで放送された連ドラ「ちゅらさん」以降、沖縄観光のメジャー化なども相まって沖縄に対するイメージは概ね良いものに変わった。しかしその昔、貧困から逃れるため本土に渡ってきた彼らの祖先は「沖縄出身者」である事を理由に不当な差別を受けるなど、厳しい状況に置かれた当事者達はこぞって同郷の民が多く住む大正区に寄り集まったのである。
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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