今からはるか昔の江戸時代「江戸の八百八町」だとか「京都の八百八寺」だとか、その都市に多いものの特徴を例えた古い表現がある。かつての大阪は「浪華の八百八橋」と呼ばれ、町人達が自腹を切る事も厭わず自分達の生活や商売のために街のあちこちに橋を架けた事から、そういう呼び名が付いたという。しかし現在の大阪市中心部にあった橋が架かる川の数々も今となってはその大半が埋め立てられていて、地名だけしか残っていない場所も多い。
時代は変わって令和の大阪市街地で、そんな「川と橋」が住民の生活線上に当たり前に存在しているのが、市内西部の所謂「大阪ベイエリア」。四方を運河と海に囲まれ“島”状態になった“ガラパゴス”的な地域があちこち点在する。そこで以前訪問した大正区の「難波島」に続いて今回お伝えするのは、「西淀川区中島」という場所。皆様御存知でしょうか?“淀川区西中島”とちゃいますよ?
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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