【豊中市】阪急宝塚線「服部天神」駅西側のド下町商店街と著作権がきわどいパチンコ屋

阪急宝塚線で梅田から普通電車にコトコト揺られる事10分少々、豊中市南部に位置する「服部天神駅」で下車する。

梅田方面と宝塚方面では降りるホームも駅舎も別、駅前には相変わらず平面交差の踏切があるという昭和な佇まいの駅前風景。さて前回は駅の東側の服部天神宮周辺を歩いたが、今度は駅のすぐ西側にある商店街と…

著作権ギリギリラインをきわどく攻める服部天神駅前のランドマーク的パチンコ屋

…これを見にやってきたのである。この胡散臭さ爆発な佇まいの…一軒のパチンコ屋。まあ駅前一等地にパチンコ屋なんていかにも過ぎるんですけども、豊中市服部というお土地柄がモロに反映された「パチンコ服部会館」にツッコミを入れておきたい。

レトロ風情なネオンサインが建物上部一面を覆い尽くすパチンコ服部会館の建物。そこには手裏剣を巧みに操り颯爽と屋根上を駆け回る忍者のイラストが大量に描かれていて、むしろ笑うしかない展開だ。

三重県伊賀地方で代々伊賀流忍者の首領を務め、今もなお西洋人が日本に観光に来て“フジヤマ・スシ・ゲイシャ”並みに渇望する“ニンジャ”の代表的存在「服部半蔵」をイメージしたキャラクターだと思われるんですが…

なんというか、もう、そこはかとない「藤子不二雄(A)」感が…昔ファミコンのソフトに「忍者ハットリくん」(Byハドソン)がありましたけれども、あのドット絵のハットリくんを思い出すのはオッサンだからですかそうですか。ちくわと鉄アレイが降ってくる中、ゲームパッドを掴み左右にハットリくんを操作する思い出に耽るのは軒並み40代以上のオッサンである。

しかしそんな著作権ギリギリラインを攻めるパチンコ服部会館も、よく見りゃ「京橋はええとこだっせ」のテレビCMでおなじみグランシャトーグループの経営である旨が記されているのは意外。京橋グランシャトーの経営者も台湾出身の実業家である。駅前一等地にパチンコ屋がある理由は戦後のドサクサで云々…というのは、このくらいにしときます。

服部天神駅西側の「服部西商店会」と「服部阪急商店街」

服部天神駅の西側一帯に広がるのは「服部西商店会」という商店街である。下町風情のドギツさやツッコミどころの豊富さでは駅東側よりもこちらの方に軍配が上がる。パチンコ屋とコナモン屋の多さは「いつもの大阪」感全開。

アーケードもない、のんびりした感じのローカル商店街でしかないが、結構西側までダラダラと商店が連なっていて、隣の庄内同様貧乏臭いアパートや文化住宅が立ち並ぶ住宅街へと続いている。

たこ焼き屋とお好み焼き屋の多さも安定しているが、弁当・惣菜屋やコインランドリーなど並んでいる店が軒並み下町仕様で統一されている件。風呂なしの安い文化住宅に暮らし、夫婦共働き、銭湯とコインランドリーに毎日通う昭和の下町生活が味わえる。それが服部天神駅の西側。

どでかい店構えの100均ショップもあって、あなたのビンボーライフを抜かり無くサポートしてくれる事間違いなしの服部西商店会でございます。

一部だけ歩道に中途半端にアーケードのついた部分も見られ、そこに入っている店に「ホルモン焼」と書かれた「久屋商店」という居酒屋があったりして気になりますが、夕方からしか営業していない模様。豚ホルと沖縄料理が出るそうで、これはガチかと思われます。

そして服部西商店会を300メートル近く歩くと左手に現れる「服部阪急商店街」。まあなんか見た目からして寂れた感じがしなくもないんですけれども…

元々ここは全蓋式アーケードの完備された、昭和37(1962)から続く服部西町界隈住民の台所。しかしシャッター街化激しくアーケードの老朽化も深刻だった事から2015年にアーケードが撤去、青空も見える明るい商店街に生まれ変わったらしいが、営業している店がまばらすぎて、本当に寂しいですね…

さらにこの先の「阪急オアシス服部西店」あたりまで商店街はズルズル続いており、駅前から家路につく土着民がチャリンコで颯爽と通り抜けていく姿が見られる。

そんな商店街を少し南に外れると「栄温泉」という土着銭湯が姿を現す。看板に「好きやねん おふろ」と大阪弁丸出しで書かれているところがポイント高めである。近隣の風呂なしアパート住民の生命線である事には違いないが…

残念ながら「当店主人が病気の為」という理由で長期休業中という悲しい展開が。建物も一昔前の造りに思えるが、玄関横の定礎石には「1998.3」の表記が。それほど古くもないようだ。

さて、この先のエリアは大阪国際空港の着陸ルートにも近くジャンボジェット機が低空飛行で轟音を鳴らす重公害地帯。あの森友学園「瑞穂の國記念小學院」や生コンセメントいて~の公園などがあり右も左も俄然ざわつく“疑惑の土地”にも関連が深いアレでナニな土地を巡るレポは次回をお楽しみに。ここでも日本共産党はやたらと張り切っとるなあ。


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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