ら75年…日本各地にはいわゆる“戦後のドサクサ”で生まれた不法占拠スラムがいくつも点在し、問題が長い間解決されないまま引きずっている。例えば京都にある「ウトロ地区」や「砂防ダム集落」なんかもその一例だが、関西においてはもう一ヶ所、大阪国際空港(伊丹空港)の真隣にもそういう場所が存在していた。
それが兵庫県伊丹市に属する「中村地区」という場所である。ここは戦前の昭和15(1940)年、今の大阪国際空港の前身となる大阪第二飛行場が軍用化に向けた拡張工事を行う際、朝鮮半島からの労働者が集まる飯場が建設され、それが戦後になっても帰国せず当地に残った朝鮮人労働者やその家族が近年まで空港の土地を”不法占拠”する形で暮らしていた、という歴史を持つ。
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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