これぞ日本の朝鮮!大阪を代表するコリアタウン「鶴橋商店街」の闇市っぷりをご覧下さい 

<2ページ目を読む

鶴橋商店街が面白いのは、ガード下にも広がる市場の存在。闇市の世界をそのままに、という風景は、まさにこの場所の事を指している。八百屋、魚屋、肉屋、乾物屋、そしてキムチ屋、ありとあらゆる韓国食材が揃う、日本の朝鮮。

ご覧のように、狭いガード下の両側に生鮮食品店がズラリと並んでいる。通路がとにかく狭いので、歩いていても魚屋の棚からはみ出しているお魚さんの尻尾が服に触れてしまうほどだ。ひっきりなしに店の台車が通る度にそれを避けながら買物することになる。大晦日辺りはとんでもない混雑だ。

ガード下の市場は色んなものが混ざった何とも形容しがたい臭いが立ちこめ、市場の歴史を鼻の穴から感じさせてくれる。

食欲をそそる赤。キムチのバリエーションも鶴橋は日本一である。

韓国食材に混じって豚の頭や足、腸まで売られている。どれも韓国料理には欠かせない。

大阪に根を下ろす在日韓国朝鮮人の胃袋を満たすものが、ここには全て売られている。

きっと韓国本土の市場もこんな感じなんだろうなと。

同じ大阪という狭い街で住んでいながら、食べるものが全く違うというカルチャーショック。こんな魚は日本人はあまり馴染みがない。「チョギ」という日本名イシモチという魚、「ナッチ」という日本名手長ダコ、それから…わからん。ガンギエイの刺身、ホンオフェというのは日本人からしたら強烈な料理で、エイが発酵して強烈なアンモニア臭を放つのをマッコリを煽りながら食べるのが通なのだとか。

ガード下の乾物店。時々魚を焼いているので、階上の近鉄鶴橋駅ホームにまで臭いが漂ってくる。普段、奈良や三重から近鉄電車で大阪に通勤している人らも、鶴橋で降りたことが無ければこんな光景が広がっている事を知らないだろう。無意識に「異文化」の結集である鶴橋という土地を避けている人が今でも結構居るのかも知れない。

ガード下市場の入口。毎日ここで買物している人間にとっては何でもない風景なんだろうが、初めて見た者には魔界の入口のようにも見える。こんな場所、日本中探しても鶴橋しかない。

市場の一つ西側のガード下は自転車が乱雑に並べられて汚い所だが、こんなところにも韓国人のばあちゃんが果物や野菜を並べた露店を開いている。その野菜や果物はどこでどうやって韓国から仕入れてきたのだろう。

どうやら市場の組合とは関係のない露天商で、もしかすると韓国と日本を行き来する「ポッタリ」と呼ばれる行商の一人かも知れない。「パンスターフェリー」の大阪-釜山航路が週3便就航をしているため、このような行商の数が増えているとも聞く。食品だけではなく、偽の日本ブランドタバコの密輸を行っている者もいるらしい。

ガードを抜けた先にもキムチ屋や肉屋が並んでいる。そこにはマッチ売りの少女ならぬ「キムチカッター売りのおばさん」。どこまでも韓国人向けの商店街だ。

さらに、一番西側のガード下には焼肉店や焼き鳥の店が並んでいる。そのまままっすぐ行くとJRと千日前線の駅に行ける。この界隈、ひとたび火事でも発生したらどうなるのだろうか。

闇市が発祥と言われる鶴橋商店街だが、その闇市は、終戦後わずか1年足らずのうちに警察により強制退去させられ閉鎖されている。では、鶴橋商店街は闇市の跡に市場が築かれて出来上がったものだという。

>4ページ目を読む


The following two tabs change content below.
DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
トップへ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.