知事のパワハラがあったとか無かったとかで大騒ぎになっていた先日の兵庫県知事選挙、結局は現職の斎藤元彦氏が再選され、極左集団をひっくるめて斎藤バッシングに徹していた左巻きメディアは想定外の“負け戦”に終わってしまった。この選挙では斎藤氏の支持を訴えるためだけに、自身の当選を目的とせずわざわざ出馬したNHK党の立花孝志代表の存在感が際立つ結果となり、既存メディアの論調とは大きく異なる立花氏のYoutubeチャンネルが1500万再生されるなどして、兵庫県民の投票行動に大きな影響を及ぼしたとされている。
それで一部のネット界隈では「オールドメディア」というワードがちょっとした流行語になっている感すらある。“我々が世論を作る”と言わんばかりの傲慢極まりない新聞・テレビに対する一般市民からの不信感がかつてないレベルで現れている。当然のことであろう。「NHKをぶっ壊す!」とのお決まりのフレーズで、元NHK職員としてオールドメディアの最たる象徴的存在である日本放送協会をはじめ既存のメディアに反旗を翻し、インターネットを駆使して幾多もの選挙戦に臨む立花氏の注目度も目下のところ急上昇である。
で、その立花氏が自身の生まれ故郷である大阪府泉大津市の市長選挙に出馬し、地元を騒がせているらしい。現職の“反ワクチン派”市長との一騎打ち。結果はどう転がるか分からないが、泉大津市内での氏の演説には多くの聴衆が集まり、またしても注目度の高さを見せつけている。
それで我々もいつの間にやら立花氏の生まれ育った泉大津市のとある地域を訪ねていたのであった。場所は南海本線のとあるローカル駅。難波から片道30分そこそこで来られる場所だが、単純に大阪のベッドタウンと呼べるようなところではない、どこか長閑な空気が残る泉州の片田舎といった雰囲気が漂っている。
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