大阪駅から北西方面を見ると、変わった形の超高層ビルが建っているのが目に入るだろう。上の部分が繋がっているツインタワー。
「梅田スカイビル」、屋上には展望台、地下には飲食街、ビルの前の広場はいつも何か催し物が行われていてなかなか面白い場所なのだが、ビミョーに交通便の悪い所に位置しているのが難点。
旧国鉄梅田貨物駅(梅田北ヤード)の広大な土地の下をくぐる地下歩道を300メートルほどずんずん歩いた向こうにあるので、およそ駅からは10分程度掛かると見てもよい。それでもいつ来てもお客が多いのには感心する。
梅田スカイビルを中心とした商業複合施設の総称として「新梅田シティ」と呼ばれている。
下からビルを見上げると、なおさらこのビルの摩訶不思議な造形に驚かされる。ツインタワーの屋上の繋がった部分は「空中庭園展望台」(入場料700円、大阪周遊パスのクーポンを使えば無料)展望台にはあまりない、屋外に出られるタイプのものとなっている。
直に屋外の空気に触れることができるのが、すごくイイ。夏は夕涼みにも使える。
地上170メートル、夜はキタの夜景が一望でき、しかも目の前が淀川なので、昼間は景色の見通しが非常に良い。
梅田スカイビルの地下1階には、昭和30年代のレトロな大阪の町並みを再現した飲食街「滝見小路」がある。
こんな風にレトロ感全開の世界が広がっています。とりあえず、この滝見小路の中にめっちゃうまい有名なお好み焼き屋があるので一緒に行きましょうと誘われていて、やってきていたのだ。
「きじ」のお好み焼き。狭い店内だがお客さんの数はめちゃくちゃ多い。決して観光客相手の商売ではない本格的な大阪風お好み焼きを出してくれる店である。梅田でお好みを食べる際はそこらへんの店で妥協せずにここまで来てみてください。
この時はちょうどクリスマスシーズンで、豪勢にイルミネーションが飾られメリーゴーランドも回っていた。やっぱり場所柄、デートコースという位置付けになると思います。洗練されていて大阪らしくない場所ですが、まあこういう大阪を楽しむのもアリでしょう。
おまけ
滝見小路の顔出し看板