生駒山の麓に広がるまるごと宗教タウン、石切。
その信仰拠点である「石切劔箭神社」からさらに山を登っていくと、石切神社の上之宮があるのはご存知だろうか。
ミステリーゾーン石切マニアなら、是非ともこちらも行っておいた方が良い。少しだけ案内することにしよう。
上之宮への入口は、「石切夢観音」のちょうど真隣にあるのだ。
ふもとの石切神社とは違い、こちらは人っ子一人居ない閑静な場所である。
石段を登りきると上之宮の本殿が現れる。
境内はさほど広くもなく、どこにでもある神社の境内と変わらない印象を受ける。
しかしここから先に行くと、「石切さん」独特の珍妙な風景が見られるのだ。
途中で「石切の御滝」と案内が書かれているので、それに釣られて行ってみると…
こんな可愛らしい滝だった。ていうか、全然滝になってません。
その滝の下にある「御札池」と書かれた小さな池に、満願成就叶った人々が石切さんに感謝の意を込めて「御札亀」と呼ばれる小さな亀の置物を池の上に浮かべて行くのだ。
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鶴は千年、亀は万年、縁起のいい生き物ですが、こんなにすし詰め状態で入ってるとビビります。
この向こうには、またもや特徴的な形のお社が立っている。
これは生きた自らの魂を「自我霊尊」として祀る「登美霊社」。日本広しと言えども、自分の魂を祀るという場所は珍しい。
「夢観音」といい、「登美霊社」といい、普通の神社にはない風変わりな特徴のある、石切さん。
石切神社自体神社本庁の傘下には入らず「神道石切教」という独自の宗教団体として活動しているそうだ。
↓だがこれには驚いたぜ。
女優・朝丘雪路の名前が(笑)