淀川河川敷を歩く (4) 十三コスモス編

大都会のど真ん中に流れる大河、淀川。これが韓国ならばソウルの漢江、北朝鮮ならば平壌の大同江といったところである(笑)
さらに阪急の鉄橋を跨いだ東側に行ってみよう。こちら側では、さらに船着場のようなものが据え付けられているのを見る事ができる。

船着場

電車の窓からチラっと見えてはいても、こうやって川岸から、いかにも手作り感全開な船着場たるものを眺めると、同じ一つの都市空間に断層のようなものを感じるのは私だけだろうか。この船着場から自分の舟を出して、漁に出るのかクルーズを楽しむか、同じ大阪市民の生活なのに、そんな日常があるなんて想像すると面白い。まさか、こんな川で漁はしないだろうな、アハハ…

大阪市漁業協同組合??

…って、ウソ!?「大阪市漁業協同組合」って何よ??
なんと大阪市にも漁師が居ると言う事なのか!しかし主に行っているのは淀川の水質改善活動などだそうだ。市内にいくつか支部があるのだが、中には大阪港で実際に漁を行い、中央卸売市場に獲った魚を出荷している所もあるらしい。

まあ、昔と比べたら確かに水質は良くなったけど…それでも「大阪産」の鮮魚って…普通にあり得ないネタですぜ。だが、それでも漁協の人々は将来、大阪産の鮮魚をあり得る存在にするために水質浄化や様々な活動に励んではるのである。偉いのう。

川岸のテラスハウス

そんな淀川河川敷、おびただしい数のホームレステントを見かけるが、こちらはプライベートテラスタイプのお宅。「休憩所
誰でも遠慮なくどうぞ」なんて書かれているが、なんだか他所の家にお邪魔するみたいで気兼ねしちゃいますわ。

プライベートテラス?

しかしまあ、インテリアにも相当こだわっているみたいですが、これも公の土地では…やっぱりこれもお咎めなしですか?国土交通省淀川河川事務所さん。

だが、それよりも見て欲しいのは、あたり一面に咲き誇るオレンジ色のコスモス畑だ。

コスモス畑

束の間のオアシスが目の前に広がっていた。コスモスというのは、紫、ピンク、白が基本的な色だが、この「十三摘み草苑」に植えられているコスモスは、キバナコスモスという名前の、若干ながら異種だそうだ。

コスモス畑

コスモス畑

ここ『十三』ですよ?!

眩しいオレンジ色が映えて、一層綺麗に見える。バックには梅田スカイビル。まさに都会のオアシス状態である。そんな場所に突然現れるオッサンが一人。

花持って帰ってますが

花、大量に摘んでますが…

大量に持って帰るオッサン

結局そのまま持って帰りました。御堂筋の銀杏落としに集まるオヤジではないが、花屋でもやって近所の人に売るんでしょうか(笑)

そうです、ここは「十三摘み草苑」。この場所に咲いているコスモスは自由に持って帰っても良いのだそうです。だから、本当に「束の間のオアシス」。このオッサンのように大量に摘んで帰る人がいると、たちまち花が無くなってしまうのである。しかし、こういうスタイルなのも大阪らしいと言えば大阪らしいんでしょうかね?

参考記事
国土交通省淀川河川事務所
大阪市漁業協同組合

参考書籍

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