淀川河川敷を歩く (3) 十三大橋編

この大阪でも朝晩が冷えて参りました。天高く我肥ゆる秋。メタボリック気味の昨今です。
さて、常々自然環境に乏しい大阪市内でも、自然の宝庫だと言えるのが淀川河川敷。今日は十三大橋近辺の河川敷を訪れました。

淀川ニダ

こんな河川の看板にまでハングル併記なのが、さすが大阪民国といったところであります。ここは十三大橋ですね。
横には阪急電車がひっきりなしに鉄橋を渡る中、十三大橋の上を行き交うチャリンコとともに対岸へ渡った。

10月も半ば、秋晴れの天気の中で不思議と空気が澄んでいる。開けた淀川河川敷からは梅田スカイビルやキタの巨大ビル群がよく見える。

十三渡し跡

十三大橋の脇には「十三渡し跡」。橋がなかった時代、十三から中津を行き来する手段は渡し舟しかなかったのだ。しかし明治初期には民間の手によって橋が掛けられていた(詳細)というのだから、生まれ浪速の八百八橋という程に当時の大阪庶民パワーというのは大したもんだなあ、と感心するのである。

十三大橋

そんな今の大阪では、誰も通らない人工島に664億円もの大金を注ぎ込んで豪華な橋(夢舞大橋)を掛けたりするダメポな行政である。無駄の数々は枚挙に暇が無い。

橋のたもとには

大阪ご自慢「浪速の八百八橋」は今ではどこもかしこもホームレスの格好の住まいである。十三大橋だって、橋の両岸4ヶ所とも全部住居空間と化していますがな。

やりすぎなホームレステント

やりすぎなホームレステント

しかしこのホームレステントはやりすぎである。どう見ても「豪邸級」。しかも「釣エサ」と書かれた看板まで置いてあって、どうやらここで商売まで営んでいる模様。

潜入を試みたが

おいおい、そこは公共の土地だろう。隣にはご丁寧に自家栽培畑までこしらえていて完全自給自足状態だ。まさしく大都会のスローライフ。どんな暮らしぶりか知りたくて、お邪魔しようと思ったら…

中から猛犬が...

中から猛犬が出てきた…近付くなり「バウッ!バウッ!」ひええええ。吠える犬は大嫌いだから、速攻で退散。しばらくすると中から「豪邸」の主が現れた。人様の土地を借りてるんだからもう少し謙虚に汁。

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犬が吠える声に反応して隣のホームレステントに居る3匹の犬までこっちを見て吠えくさる。スタンディングオベーションでお出迎えだぜ。おっかない河川敷である。

こういうのを野放しにするのが大阪民国らしい所。国土交通省淀川河川事務所よ、仕事汁!

気味の悪い鳥居

その向かいには謎の鳥居が。よく見ると壊れた傘やスキー板、突っ張り棚やポールなどを器用に組み合わせて鳥居の形にしているのである。正直、なぜ鳥居なのか。不気味といったらありゃしない。

廃材を利用したアートだそうです

…と思ったら、「ブルースカイギャラリーin淀川」。淀川に不法投棄された廃材を利用したアートだそうです…(笑)
「ごみの不法投棄は絶対にしないで下さい。」の言葉が空しく響くのは私だけだろうか?
だって、毎年行われる淀川花火大会の後のゴミの不法投棄の酷さって、どうなのよ?

大阪民国NEWS: 【真夏の憤懣本舗】淀川花火大会のあと ゴミだらけの惨状

さすが、淀んだ川と書くだけの事はあるぜ!

下から見る鉄橋

下から見る鉄橋

普段阪急電車に乗って梅田に出る人の多くも、あまりこの橋げたの下からいつも通っている場所を眺めることはしないだろう。まるで時間の流れ方が違う風景が、いつもそこにある。

落書きだらけ

そんなスローな河川敷も、ケバケバしいDQNの落書きによってまんべんなく風景が穢されているのが大阪クオリティ。

参考記事
国土交通省淀川河川事務所・淀川におけるホームレスの実態調査結果
ABC Newsゆう:シリーズ『ウラドリ』 ホームレス襲撃犯を追え!

参考書籍

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