1300年の歴史を誇る日本の古都・奈良という土地、その積み重なった歴史は表も裏も分厚い事だけは間違いがない。奈良の一大観光名所として世界的に知られる世界文化遺産・東大寺の裏手一帯には、古都ならではの業の深さが垣間見えるダークスポットが数々存在している。その代表的なものが、かつて奈良少年刑務所として使用されていた「旧奈良監獄」。
今回はこの旧奈良監獄のすぐそばにある「奈良市東之阪町」を訪れるのが目的だ。ここにははるか昔の鎌倉時代に日本で最初にハンセン病(癩病)患者を保護していたとされる「北山十八間戸」という史跡が存在している他、歴史的にも色々とあった土地である。日本社会における古来からの“人権感覚”を学ぶのにうってつけの場所でもあり、一度訪れてみたかったのだ。
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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