”自由の学風”で中核派の根城になってます!これが関西の最高学府「京都大学」です!

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京都大学にはいくつかの学生寮があるのだが、その中でもとりわけ強烈な存在感を放つ「吉田寮」。京大吉田キャンパス南側の東大路通沿いに位置している。吉田寮では、旧制第三高等学校の寄宿舎の廃材を利用して建設された、日本では最古の大学寄宿舎の建物が現存しているのである。大正2(1913)年築で、おおよそ100年近いものだ。

最寄り駅は京阪出町柳駅もしくは神宮丸太町駅だが、徒歩10分少々を要する。市バスでは「近衛通」バス停で降りたらその正面に吉田寮の敷地とでかい看板が見えるのですぐに分かる。

まるで朝鮮学校の廃墟のようだった「熊野寮」の建物とは対照的に、吉田寮の入口まで続く巨大な銀杏並木は秋になると黄金色に輝き落葉を見せる。非常に情緒豊かな景色ではある。

しかしその横手を見ると建物の壁が意味不明な落書きで覆い尽くされていて早くも京大学生寮のカオスっぷりを否が応でも見せつけられるのだ。

何やら自転車やらガラクタが好き勝手に放置されまくっているが、そんな事態を皮肉るかのように置かれた看板「ここにゴミをすててはいけないよ。」…ここは無法地帯なのか(笑)

吉田寮の敷地には玄関から正面の寄宿舎、左側の食堂、そして右側にクラブ活動の部室として使われている3つの建物がある。

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吉田寮の敷地を航空写真から見るとこの通りだ。

おおよそ建てられて100年近くが経過している超オンボロ建築。外観からしてこの世のものとは思えぬ雰囲気を放つ。鉄筋コンクリートならともかく、木造で築100年なのだから凄い。

この建物には大学のクラブ活動の部室が沢山入居しており、玄関付近にはそれぞれの部が好き勝手に看板を飾っているのが見える。

中に入ると、やはり築100年近い建物はそのままの状態で使われているのが分かる。どこぞのホラー映画にでも出てきそうな洋館。「食堂」と書かれた看板も字の読み方が右から左だ。

上を見上げてみると、壁や窓など至る所が崩壊しまくっていてヤバイ。

1995年の阪神大震災以降には度々学内で耐震性の問題について指摘され、建て替え問題が浮上するようになるが、自治会側の反発を受けて論議は平行線を辿ったままだ。

日本最古の大学寄宿舎と言う事もあって建築マニアや廃墟マニアなどが訪問する事が増えているようで、かという我々もその口なのであるが、最近になっても映画「鴨川ホルモー」のロケ(作中では百万遍寮となっている)に使われたりしていて、認知度は高まっている。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。
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