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和歌山ぶらくり丁商店街 (1) 和歌山一の大都会

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大阪DEEP案内取材班がこれまで訪れた事すらない関西2府4県中最強の秘境県「和歌山」の県庁所在地、和歌山市。鉄道は南海線とJR阪和線の2路線が大阪から直結してはいるが片道1時間以上掛かってしまう。京都や神戸のように気軽に行ける場所ではないのだ。
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そんな和歌山市の中心市街地の寂れっぷりが半端ないというので、一体どうなっているのだろうと思い立ち寄る事にした。鉄道の玄関口はJR和歌山駅、南海和歌山市駅と2ヶ所に別れており、2キロ程離れているのだが、中心市街地はその中間くらいの場所にある。


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和歌山市本町、ほんまち通りまでやってきた訳だが、どうやらここが和歌山における心斎橋筋あたりの立ち位置にあった場所のようだ。しかし中心市街地にしては人通りが少なすぎる。
土着百貨店として長年和歌山の街に君臨していた旧丸正百貨店の建物が残っているが、バブル崩壊の煽りを受けて2000年に倒産、跡地は別会社が買収して改装され、現在は複合商業施設「フォルテワジマ」になっている。
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そのフォルテワジマから通りを挟んだ向かいに、和歌山を代表する一大商店街「ぶらくり丁」の入口がある。ぶらくり丁は正確には6つの商店街の集合体で、合わせて見るとかなりの規模になる。
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さすがに和歌山一の繁華街だけあって立派なアーケード街なのだが、モータリゼーション云々の問題や、京阪神への一極集中やらでたちまち寂れて空き店舗だらけになっている。ぶらくり丁入口付近にあったマクドナルドすら撤退してしまうほどだから、衰退がよっぽど深刻なんだろう。
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ぶらくり丁商店街の店舗構成を見てみると、かなり行政が無理くりテコ入れしている様子が分かる。アンテナショップ的な店やNPO団体の事務所なんかが派手な看板を掲げているが、昔から残る普通の商店の割合が半分もない。
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やっと喫茶店があった…と思ったら違った、ハローワークの「ジョブカフェわかやま」だった。空き店舗の穴埋めにはもっぱらこういう施設ばかりが入居している。
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「みんなの学校」って何だよと思ったら、地元市民・学生の交流スペースらしい。以前はジョーシンコバワカワという家電量販店だったそうですが。
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かつての繁栄を象徴していた店舗の数々は軒並み閉店・移転で郊外のショッピングモールに吸い上げられている。兵どもが夢の跡。
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昼間でも人通りが少ない「和歌山の心斎橋筋」、日が暮れて夜も7時を過ぎると店が閉まって全く人の姿が居なくなるらしい。やはり、ぶらくり丁のシンボルとも言われた丸正百貨店の撤退が決定的だったようだ。
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アーケード街が立派過ぎるだけに悲壮感が増して見える「ぶらくり丁」の現状だが、客が居る所には居るようで、とある店の一角にジジババが熱心に行列を作っているのが見られる。
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一体何だろうと思って近づくとそこは電位治療器の展示会場だった。昔からジジババの多い寂れた商店街に狙いを定めて期間限定で出没するアレだ。店の様子を眺めていると「兄ちゃんもやってみい、身体が楽になるで」などとオバハン集団に勧誘されそうになった。
オバハンのテンションが何やら宗教じみているが高齢化社会が顕著なうちには廃れない商売だろうな。
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200メートル程のアーケード街を抜けるとぶらくり丁大通り(築地通り)へ抜ける。そのまま進むと中ぶらくり丁、さらに大門川を跨ぐ雑賀橋の先に東ぶらくり丁、北側に並行して北ぶらくり丁のアーケード街がある。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。
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