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なにわの海の時空館レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ

2階は「和船の変遷と菱垣廻船の沿革」。ここからあの「浪華丸」に乗ることができる。追加料金不要だが、乗船者名簿に名前を書いて、ヘルメット着用の上での乗船となる。別に船が動いたりすることもないが、船そのものは物凄く立派である。江戸時代の造船技術そのまんまで作ってるからなぁ。

浪華丸の内部映像

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4階は「海がつなぐ世界の文化」と銘打って、大阪港と世界の港との交易の歴史をテーマにした展示物がある。最も見ごたえのあるフロアだと思う。

フィギュアヘッド
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コスモスクエア北岸壁、遊歩道の突き当たりがぽっかりと半月状に食い込んだ湾になっており、まるでコーヒーフロートの上に乗っかったアイスクリームのように顔を出している、巨大なガラスドーム。こいつが「なにわの海の時空館」の本体である。

なにわの海の時空館
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大阪ベイエリアに遊びにくる観光客は多く、天保山とUSJだけはいつも賑やかな大阪だが、同時にこの場所は大阪市の臨海副都心プロジェクト「テクノポート大阪」計画で、2兆円とも言われる莫大な予算を投じて乱開発されたエリアである。

謎のガラスドーム

特に3つの人工島、咲洲(南港)、舞洲、夢洲は、バブル期のノリで次々ぶっ建てた豪華巨大ハコモノの赤字遺産銀座であり、とりわけ大阪港で異彩を放つ建築物の一つがあのガラスドームだ。
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日本一の国際貿易ビルには100円ショップとパチスロ

まずはエレベーターに乗る前に、ATC側に広がる3階建て吹き抜けの巨大アトリウム空間「フェスパ」へ向かった。

アトリウム

まさに「コスモタワー」の名称をそのまま体現したかのようだ。夜になれば、光ファイバーが埋め込まれた床から、まるでちりばめられた星のような照明が幻想的な空間を作り出す。
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超高層256メートルの「バブルの塔」今なお影を落とす

大阪南港、コスモスクエア。
国際都市大阪の地位を確固たるものにしようと、大阪ベイエリアの3つの人工島を開発して世界でも稀に見る臨海副都心計画が2兆2千億円もの巨費を投じて進められた。その「テクノポート大阪」のプロジェクトをもとに、この場所にコスモスクエアの中心的ランドマークタワーが築かれた。

WTCコスモタワー遠景

それが「大阪ワールドトレードセンタービルディング」、通称「WTCコスモタワー」だ。
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大阪市の赤字遺産でお金にまつわるエトセトラ

大阪最大の赤字遺産「ATC」ITM棟3階にある、大阪市の施設。「くらしのひろばエル」では消費者問題を学習でき、「商い繁盛館」では独立開業を目指す人のための情報を得ることができる。

しかしどっちもびっくりするほど閑古鳥が鳴いている。大阪市の施設だしお金も掛からないので、お財布に優しいデートや家族連れのお出かけの候補地によろしいかと思われます。お暇な方は行ってみましょう。

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大阪は特定アジア限定国際都市です

大阪最大の赤字遺産「ATC」の巨大さに驚いた後にもうひとつ、アジア太平洋トレードセンターの名物をご覧に入れよう。

大阪はやけに韓国と中国との結びつきが深い都市である。国際貿易拠点として整備されたはずのATCはいま「韓流」の一大拠点になろうとしているのはご存知だろうか。

韓流大好きおばちゃん軍団

2004年秋、取材で初めてATCのITM棟に訪れた時にも、韓流タレント「キム・ジェウォン」のサイン会がちょうど開かれていて、大勢のおばちゃんらが列を作っていたことは記憶に残っている。

Exciting 韓流 in OSAKA

Exciting 韓流 in OSAKA」というイベントの一環だったのだが、まさかこの後にATC内に「ヨン様ミュージアム」なるものが出来るとは、考えても居なかった。

ヨン様

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大阪市最大級の赤字遺産

大阪市の人工島・南港「咲洲」。そこに一際目立つ、西日本最大の高さを誇る「WTCコスモタワー」の向いに、巨大商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」がある。
どちらも官主導の計画で作られた超ド級の「ハコモノ」で、大阪市の第三セクターが運営する施設だ。

アジア太平洋トレードセンターITM棟

本来ならばその名の通り、アジア・太平洋地域の国際貿易拠点として数多くのテナントを誘致し、大阪を国際都市たらしめようという名目で作られたはずのビルだった。総工費は驚きの1465億円。

だが開業当初から、都心から交通便の悪い南港コスモスクエアの中にあり、梅田から地下鉄で片道480円掛かると言う「OTS(大阪港トランスポートシステム)線」二重料金制度も相まって、企業の誘致は全くはかどらなかった。(OTS線の二重料金は2005年7月に解消され、現在は大阪市交通局が運営している)

毎年凄まじい金額の赤字をはじき出し、2003年6月に、WTC(大阪ワールドトレードセンタービル)、MDC(湊町開発センター)の3社合同で計580億円の債務超過を抱え、特定調停を申請、事実上の「破綻」を迎えてしまった。

大阪日日新聞:三セク問題で揺れる大阪市 2次破たん 根強い懸念

現在でも12階建ての巨大なITM棟はその大半が空きテナント。ATC自体、今ではトレードセンターとは名ばかりの、平凡なショッピングモールになっている。

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