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アパッチ族の末裔を訪ねて 桜ノ宮編 (2)

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2007年2月に大阪環状線の桜ノ宮鉄橋真下で発生した火災の現場。
(※現在は焼け焦げたガラクタも撤去され修復されてます)

火災現場

裏側に回ると、そこには無残に焼け焦げた車が4台程度と廃タイヤなどの残骸が転がっていた。


火災現場

しかもよく見ると廃車は軽トラックだが、荷台部分に見覚えのある機械が載っている。

ヤキイモ屋台カー

実はこれ、ヤキイモ屋台の車だった。廃品回収業者は同時にヤキイモ屋も経営していたのか。そして、焼けては居なかったものの、ラーメン屋と思しきチャルメラ屋台もそばに置いてあった。戦後社会の朝鮮人の生きる知恵だったのか?

チャルメラ屋台まである

立場上やはりなかなか正業に就けないから自営業の道を進む者が多いと聞くが、上はパチンコ貴族から、下はヤキイモ屋台、ラーメン屋台、鉄くず集め…在日社会も十人十色。

線路に損傷は?

気になるのは線路への損傷。もしも火災によって橋の土台がもろくなったりしてたら危険である。
だが、電車はその日のうちに運転再開もしていて、別段問題はない模様のようだが。

ところで電車じゃないけど、去年12月に守口の国道1号バイパスでも高架下に置かれた資材が燃えて大きな火災になったせいで、中環で摂津方面からの乗り入れ線が半年以上も通行止めになっていた。大阪民国の公共交通網の管理体制はどうなってるねん!

こちらは桜ノ宮鉄橋の火災発生当時の状況。

謎の民家

さらに敷地は高架橋の下を跨いで南側に伸びている。敷地内部の通路の両サイドに平屋建ての長屋が棟続きで並んでいる。こちら側だと片方の建物しか確認できないが、どうやら住居としても使われているようだ。

古い洗濯機

古い洗濯機がそのままガラクタとなって放置されていた。思いっきり河川敷公園の一部なのだが…

川沿いにも大量のゴミが

建物の南側はそのまま大川のほとりになっている。そこにも大量のゴミが山積みに。自然に漂着しただけではこのような状態にならないだろうし、きっとこの家から出されたものだろう。

鉄橋と民家

春は桜の名所となる毛馬桜之宮公園。

スケッチ

毎年のシーズンにはこの川辺で多くの人がスケッチに勤しんでいる姿を見ることができる。
しかし視界に入るボロ小屋は見てみぬふりだろうか、やっぱり。

プライベートビーチ?

大都会のプライベートビーチ。
ところで、不法占拠状態が続く中で彼らが立ち退かない理由なのだが、それがこの水辺にあるというのだ。

ここは大阪周辺の在日コリアンの中でも、原始的なシャーマニズム信仰の場としていわば彼らの間では「聖地」なのだという。神聖な儀式を行うには、どうしても水辺が必要であると、だからここを立ち退けないというのだ。

そういえば、テレビに映っていた敷地には「龍王宮」と書かれたボロボロの看板があった。
韓国の中でもかなりマイナーな民間信仰のようだが、龍王グッというシャーマニズムの儀式があるらしい。

それはいいけど、ちゃんと土地の事はきちんと済ませて欲しいですね。また火事が起こらない保障もないんだし。

参考記事
日韓合作映画「夜を賭けて」 – アパッチ族の在日朝鮮人の生活を扱った原作小説を映画化
シャーマニズムと韓国文化 – 釜山国際交流センター(韓国)

参考になりそうな書籍

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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