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石切ミステリー・阪本昌胤

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ところで、石切参道内を巡っていて、何よりも”怪しい石切ワールド”の電波を発信していた存在が、占いの館でももぐさの店でも健康食品の店でもなく、「阪本昌胤」という人物名がキーワードの、謎の物件の数々である。

石切大仏



順番に、近鉄石切駅から行くとまず最初に見られる、石切参道商店街の真ん中あたりにある「石切大仏」。
大仏そのものは何の問題もない。問題なのはその横にある石碑。何やら妙に自己主張が激しい。

日本で三番目 石切大佛

「日本で三番目 石切大佛」とでかく書かれた石碑がどどーんと並んでいる。それも一個ばかりでなく何個も。
いや、どこが日本で三番目なのかよく分からない所が怪しいですが。さすがに古さが三番目ということはないだろう。

大きさで言うと、日本三大仏の奈良の大仏神奈川の鎌倉大仏富山の高岡大仏、そして石川県のハニベ巌窟院の大仏…どれも負けている。茨城の牛久大仏にはボロ負けである。


石切大仏は無料の休憩所

この大仏前は阪本昌胤さんの優しいお心遣いでどなたさまもお気軽に休憩できるようになっております。
それはそうと、謎の石碑群に書かれている文言は何も石切大仏の事だけではない。

偉大な阪本昌胤w

「交通事故防止道路敷地 一〇三〇平方メートル(三百十二坪)土地時価約壹億圓 東大阪市へ個人寄付 昭和四十七年九月六日 旧和歌山藩士勲五等正六位 四世 阪本昌胤」
なんじゃこりゃああああああ!!!!

阪本昌胤

この阪本昌胤とは随分東大阪では名を上げた名士のようである。

阪本昌胤

大仏の座る背中の右後ろのあたりに阪本氏の偉業を紹介する石碑と阪本氏の銅像が偉そうに建立されているのだ。
大仏だけじゃなくて阪本も拝めと言っているようにしか思えない。

阪本、府民の森に一万本の桜を植樹

その石碑をよく読んでみると、阪本の金で八戸ノ里に老人ホームを建設したとか、阪本の金で府民の森に一万本の桜を植樹したとか、交通事故防止のために阪本の土地を無償で提供したとかの偉業の数々がてんこ盛り。ここまで恩着せがましい石碑を堂々と建てられる根性が素晴らしい。見上げた阪国人だ!ここまで厚かましく主張されるとかえって清々しい。

石切大天狗

さらに阪本の不思議ゾーンはこれだけに留まらず。
石切神社に程近い場所にある「石切大天狗」も阪本ワールドの傘下物件である。

>阪本昌胤ワールド、その2へ続く

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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