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湖東随一の遊郭跡・八日市「延命新地」と商店街を歩く (3)

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滋賀県東近江市八日市の「延命新地」遊郭跡を見に来た取材班、その前に寂れた本町商店街界隈を寄り道してしまった訳だがそろそろ正面きって遊郭跡に入っていく事とする。

延命新地の入口は八日市駅前から既に始まっている。駅を出て右手側すぐの所がやたらだだっ広い空き地になっているが元々はラピュタというアミューズメントビルがあった場所で不良の溜まり場となっていたのだろうが廃業して更地になってしまっていた。



その元ラピュタ前の路地を南に入って延命新地に向かう。その途中にやたら場違いに豪勢な佇まいの料亭の玄関口が現れる。延命新地を代表する大店「招福楼」である。遊郭廃止後は全国的に有名な高級料亭となり遠方からわざわざ予約客が訪れる程の場所だ。

食べログで「招福楼本店」のページを出すと堂々のトップ500、予算は一人2~3万という超高級料亭でございますよ。とても貧乏性の我々には手が出ない場所である。こんなマイナーな街に随分ごつい店があるもんだなあと感心せずにはいられません。

しかしその国家的最高級料亭である招福楼本店の隣は風俗店というのが元遊郭らしいオチである。なんじゃそりゃ。

さすがに招福楼の隣とあって随分抑えた店構えになっているのでうっかり素通りしそうになるが玄関先にこんなん置いてたら一発で分かりますわな。まあピンサロなんですけどね。

さらに路地を進むともう一軒ピンサロ店舗が…八日市なんて田舎町だと思っていたのに結構残ってますねえこの手の店が。

どうでもいいけど「イエローパンプキン」というだけあって前時代的な円形のネオンサインの中央に黄色いカボチャちゃんがウインクしているのを見た時には身体の腹筋が思わず緩んでしまった。やばいなこのセンスは。

しかも玄関口までこの怪しい佇まいだもの。ハイクオリティ過ぎて笑いが止まりません。滋賀県自体雄琴以外の色街は軒並み廃れ気味で、せいぜい八日市にこういう一画があるくらいか。

色街には身だしなみを整える女の美容室もあるもの。めっきり寂れてはいるものの一通り店は揃っているようだ。

そして現れる延命新地のスナック街。何故か3軒並んで「リエ」「リカ」「リオ」の三姉妹。たまたまなのか狙っているのか…

そのまま路地を突っ切るとそこには一軒の銭湯「延命湯」の建物が。延命新地現役時代から営業中の老舗銭湯である。生憎時間が早くてまだ開いてなかったんですが…

延命湯の前の道は元遊郭の外れで境目となる清水川(しゅうずがわ)が流れている。近年枯れ川となっていたが住民運動の成果で水の流れる川に再生しました、という川らしい。

それよりも気になるのが延命湯の裏側に伸びる路地。古い看板建築らしき家屋や妓楼が何軒も立ち並んでいるのが見えるだろう。

招福楼・おりふしのこと
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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。
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