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神戸ルミナリエ2007

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年の暮れも迫って参りました。皆様如何お過ごしでしょうか。
クリスマスイベントも相まって、毎年、関西ではこの時期になると各所でイルミネーションが飾られ沢山の市民を魅了します。その中でも最も有名で大規模なものと言えば何と言っても「神戸ルミナリエ」。

独特の幾何学模様のイルミネーションが通りに幾重にも折り重なり、幻想的な風景を演出する。アートディレクターであるイタリア人のヴァレリオ・フェスティ氏と神戸市在住の今岡寛和氏の手によって作られた芸術作品でもある。

ルミナリエ

実は当初、東京で企画されていたイベントであり、神戸で行われる予定ではなかった。このイベントを神戸で開催しようとする事になったきっかけは、やはりあの震災である。(詳細

1995年より、鎮魂・追悼・復興を願い開催されている。今年で13回目である。

ルミナリエ

マスメディアにも大きく紹介されたことで、このルミナリエは期間中の来場者数500万人という巨大イベントとなっている。シーズン中にはツアーのコースにも組み込まれ、観光バスも大勢訪れるといった勢いだ。

光の芸術

しかし、2005年からは会期が短縮され、従来クリスマス当日まで開催されていたものが、今年2007年には6日から17日までの12日間だけとなった。

これは、2001年に発生した明石市での花火大会歩道橋事故以後、雑踏対策により多くの警備員を導入する必要が生じた事と、年々来場者数が増え、安全対策に限界が生じてきた事に加え、神戸市政の逼迫した状況、あとはクリスマスシーズンに観光客が会場に流れ、商店街の売り上げが落ちてしまう事などが、会期縮小の要因として挙げられる。

テーマは「光の紀元」

今年のテーマは「光の紀元」。美しいイルミネーションは人々の心を掴んで離さない。電飾の数だけ人々の思い出を刻み、記憶に残り続けるだろう…なんて、臭い言葉を吐いてみるが、あちこちで屋台の呼び込みや警備員が拡声器で誘導する声がうるさくて、雰囲気はそんなによろしくありません。もう、このスタイルで毎年続けて行くのも限界なのかも知れない。

お賽銭箱

そして2007年、神戸ルミナリエは運営資金が遂に底を尽きようとしていて、来年以降の開催が危ぶまれている。多くの市民の善意の募金や宝くじのスクラッチ「ルミナリエくじ」の収益を当ててきたのだが、薄らいでいく震災の記憶と比例するかのように年々募金は減少していき、去年は4900万円もの赤字を出している。今年繰り越した運営資金はわずか1300万円しか残っていない。

なので、会場内の至る所で募金箱を持ったボランティアスタッフが大勢立っていたり、しきりに募金を訴えていた姿が目立っていた。

来年も続くのだろうか

20万個の電飾を使われたイルミネーションは毎年テーマを決めて作り直しているのだ。とてつもない労力を掛けた企画であることが想像できるだろうか。これが2008年以降も続けられるかどうかは、善意の募金がいくら集まるか次第である。開催期間が12日間しかないという事情も、運営費圧縮の結果だとも言える。

せっかくこれだけの動員を誇るイベント、残って欲しいものだと思いますが…

縁日の屋台?

ルミナリエ会場の真裏には、なぜか縁日の屋台が、ズラズラっと並んでいるのだ。
ちょwwイメージ崩れすぎwwww

はしまき、ケバブ、りんごあめ

はしまき、ケバブ、りんごあめ、神戸南京町ワンタン、焼きそば、唐揚げ、お好み焼き、ドラちゃんカステラ、幻想的なルミナリエのイルミネーションを横目に繰り広げられる縁日の屋台と溢れ返るソースの匂い。これは一体…

B級フード天国

ルミナリエの裏側はB級フード天国と化していた。

どて焼

「ルミナリエ」と「どて焼」はどう結びつけようとしても無理がある。

かしわの塊

唐揚げになる大量のかしわが漬け込まれていたりして。

ルミナリエですよ?

これが「神戸ルミナリエ」ですよ????

かなりの数の屋台が会場内を席巻しているのだが、ここの屋台の売り上げが一部でもルミナリエの運営資金になっているかどうか、確かな情報もなく知る事が出来ない。共通した看板が付けられている辺り、許可をもらった上で営業しているのは違いないだろうが、ルミナリエでこの縁日はセンス無さ杉。

梅田スカイビルの「ドイツクリスマスマーケット」みたいにすればいいのに。神戸は舶来の町じゃなかったのか?

ボルシチ

ボルシチの屋台は初めて見かけたな。「いらっしゃーい!まいど!」と声掛けをするロシア人?の日本語が達者なのが笑えた。

韓国料理

挙句の果てには韓国料理である。ここ「ルミナリエ」ですよ????

おまけ:神戸ルミナリエ動画

参考記事
神戸「ルミナリエ」存続に黄色信号
どうなる、神戸ルミナリエ – OhmyNews:オーマイニュース

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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