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岸和田だんじり祭 (3)

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派手なやりまわしばかりが強調される岸和田だんじり祭だが、日が暮れた午後7時からは「灯入れ曳行」という、昼間とは打って変わって提灯の光に照らされた幻想的なだんじりの姿が拝める、もう一つの「だんじり祭り」がある。

岸和田だんじり祭レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ

歩行者天国


ともかく、5時からの2時間は各町のだんじりがメイクアップ中なので、それまで街をぶらつきながら時間を潰そう。大通りは歩行者天国と化しており、両側におびただしい数の屋台が立ち並ぶ。

だんじり会館」にも寄ろうかと思ったけど5時で終了するので入れませんでした。
日が暮れる時間はすっかり早くなってしまったが、今年は異常な残暑のあまり、秋の気配はかけらも感じられない。

なぜか幸福の科学がw

城下町ということもあって和風建築、歴史建築が目立つ岸和田の町だが、なぜかこんな場違いな建物が…と思ったら…幸福の科学(笑)

灯入れ曳行の準備

堺町のだんじりも灯入れ曳行の準備に追われていた。目の前にはだんじりを収納する倉庫がある。

だんじりイルミネーションモード

だんじりの上に、これまたデカいバッテリーを大量に積んで、それから町の名前が書かれた提灯が乗る。ランプが付くと、赤い光が煌々と輝かせる。

堺町

横では大勢の男衆が晩飯を振舞ってもらっていた。

直角シケインw

堺町の紀州街道沿いの道もだんじりコースになっているが、見ての通り直角シケイン状態。この場所ではさぞかしスリリングなやりまわしが見られるだろうが、道幅も狭いので場所取りは熾烈を極めるであろう。

夕暮れ

この付近の風景はそのまま時代劇にも使えそうな町並みだ。

提灯の明かり

紙屋町のだんじり

日が暮れていくと提灯の明かりはさらに晴れだつ。

紀州街道

趣のある紀州街道の宿場町を再現した岸和田本町の町並みは、いつもガラが悪いと思われがちな泉州のイメージを考えると意外な風景でもある。岸和田にもこんな情緒あるトコもあるんやなぁ。日が暮れる前に探索しておきたかった。

焼肉屋

と思ったら焼肉屋が煙をもうもうと挙げてバリバリ営業中な風景があるのも岸和田である。ハングルでアリランって書いてますよ。あひゃひゃ。

岸和田駅前

岸和田駅前の商店街から次々と勢いよく現れるだんじりの数々。昼間とは違い荒々しさがなくゆっくり進むのが特徴だ。
だんじりの中に入って太鼓や笛を鳴らすのも、大の男ではなく、少年団の子供達ばかりである。

灯入れ曳行

灯入れ曳行

灯入れ曳行

だんじりっ子

こうやって、岸和田市民は子供の頃からだんじりに触れて大人に成長していくわけだ。まさに、町と人の運命が一体となった祭り。
「対人関係が希薄な時代に生きる現代人」の立場に近い私の感覚からすると、近隣のコミュニティがしっかり残っている証とも言える「岸和田だんじり」の姿は、都会と田舎が混ざり合った珍しい光景が見られるという点では興味のある一例だと思う。

…しかし、岸和田の街中、至る所がゴミだらけになっていたのには引いた。公共マナー最悪の大阪だけに、2日間の祭りの後、明くる朝に広がっているであろう街中ゴミだらけの風景は私の想像を超えるものであるに違いない。

祭りの存続のためには見物人のマナー向上も一つの重要な要素であることを念頭に入れて参加したいものだが。市民有志の「花代」だけでこれだけの規模の祭をいつまでも続けられるかどうか、不安ではある。

参考記事
岸和田だんじり祭 – Wikipedia
地車 – Wikipedia

参考になりそうな書籍

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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