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藤井寺 かすうどん「加寿屋」

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大阪のB級フードといえば、もっぱら「コナモン」ばかりが有名で、お好み焼き、たこ焼き、いか焼きなど、やや食傷気味になりつつある状態だが、大阪にはまだまだ知られざる庶民の大衆食が存在する。
特に、大阪でも南河内の畜産業に携わる一部の家庭でしか食べられてこなかったローカルフード「あぶらかす」。これまでは大阪の中でもあまり知られていなかった、牛の小腸をラードでカラッカラに揚げたものだ。


イメージ検索して頂くと「あぶらかす」がどんなものかお分かりいただけると思う。なにせ牛の小腸だ。見た目には気味が悪い。「ホルモン」と同じく、食肉を余すことなく美味しく食べるため、そして保存が利くように、先人の知恵で考えられた食材である。
このあぶらかす、名前の通りそのままではさすがに脂身がきつ過ぎて、それだけで食べるには無理がある。
そこであぶらかすを刻んで、お好み焼きやたこ焼きに入れたりするが、一番ポピュラーなのは「うどんの具」である。あぶらかすの入ったうどんを「かすうどん」と呼ぶ。かすの脂身と大阪うどんのあっさりだしが絡み合い、やみつきになりそうな旨みを出す。
コラーゲンも豊富だからと、食材として注目されている油かす。いま着々と、聞きなれない「かすうどん」の店があちこちに進出しているが、やはり本場は南河内。藤井寺市にかすうどんの名店があるというので、行ってきた。
加寿屋
西名阪道藤井寺インター前にある「加寿屋」藤井寺本店。
「かすうどん」が世間に認知される前からの専門店だ。
道路に面して駐車場の入口に囲まれポツーンと建っているので一見なんだこりゃ?って感じの店構えだが、今年2月にリニューアルオープンしたばかり。中に入ると元気のいい主人が出迎えてくれます。
色々とトッピングはあるが、やはり王道「かすうどん かす大盛」(600円)をオーダーする。あぶらかすはこう見えても結構高い食材なので、この値段設定はかなりお値打ちである。
かすうどん かす大盛
これが本場南河内のソウルフード「かすうどん」。脂身と出汁がマッチしてたまりません。
「かす大盛」にしちゃうとかなりこってりです。もはや普通のうどんとは別の食べ物って感覚で行った方がいいかも知れませんね。
うどんの腰もしっかりしてて、最後まで美味しく食べられます。
あぶらかす
大阪のこの手の店では珍しく、店内はしっかり禁煙になっておりますのでタバコの煙も気にせず食べられていい感じです。
南河内に来たら、一度がご賞味ください。マジオススメです。
ちなみに店のホームページでもあぶらかすの通信販売を行っている。
藤井寺本店は朝11時から翌朝5時までの超ロングタイム営業です。

他にもかすうどんが食べられる店
加寿屋 法善寺店
いつの間にか加寿屋が超出世しまくって法善寺横丁近くに出店していました。
かすうどんの「加寿屋」が法善寺に-藤井寺・羽曳野に続き3店舗目
大阪・東京にチェーン展開する「つるとんたん」でも食べられる。
東京では以下の店舗でも。
中目黒に「河内名物かすうどん」が食べられる店がある – 東京DEEP案内
かすうどん田中(中目黒)
らうそん(経堂)
参考記事
南河内の郷土料理「油カス」販売-グローバルキッチン
第二の讃岐うどん!? ナニワの「かすうどん」が人気 – ニュース – nikkei BPnet
かすうどん関係

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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