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寝屋川市にジャングルで電波なコインランドリーがあると聞きまして「ミスターシャボーン東大利町店」

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個人プレイが炸裂し過ぎておかしな事になってしまった店や家屋をニヤニヤ眺めるのが趣味な下衆の極みである我々取材班ですが、最近は「変なコインランドリー」情報が地味にアツくなっておりまして、先日も東京は葛飾区にある「似顔絵コインランドリー」というものを見に行ったりしていたのだが、関西にもそのような物件があるというタレコミを聞いた。

寝屋川市 東大利町

場所は大阪の郊外、京阪本線寝屋川市駅に程近い東大利町という、どうにも下町全開な住宅地の一角。「ベル大利商店街」という駅前から続くアーケード街を抜けた先に「エスポアール通り商店街」という、なんとも街並みに似つかわしくない横文字の商店街があるんですが…

寝屋川市 東大利町

エスポアールって何やねんと思ったんですが、この道を抜けた先にある寝屋川市の複合レクリエーション施設みたいになった箱物の固有名詞のようで、別にシャレオツなショッピングストリートがあるという訳ではない。

寝屋川市 東大利町

どうにも場末感のどぎつい個人商店や飲食店が狭い路地に立ち並び、地元民がチャリンコで行き交う。しかしさっきから共産党か公明党のポスターしかなく、やっぱりそうか!と納得するしかない大阪の下町風景です。

寝屋川市 東大利町

そんな場所にある「変なコインランドリー」がこちら「ミスターシャボーン東大利町店」。玄関口から観葉植物多めで「下町の文化住宅密集地帯に未開のジャングルを発見した!」と川口浩探検隊よろしくナレーションを入れたくなる光景だが、まずは中に入る事にしよう。

寝屋川市 東大利町

連日の大阪取材で洗濯物が溜まっていたので、ついでにここで洗濯でもしようと思いつつ来たんですがね…確かにコインランドリーなのには違いないけど、何やら天井から壁から変な置き物やポスターやらが隙間なくベタベタと吊り下げられたり貼り付けられたり…自己主張が激しいなオイ。

寝屋川市 東大利町

東京葛飾の似顔絵コインランドリーでは、ひたすらオーナー自作の似顔絵がベタベタ張られていただけだったが、ミスターシャボーン東大利町のそれは実に多彩。人工観葉植物、風景画や有名人の写真、貼り紙、ステッカー、天井からぶら下げられた置き物各種などなど。

寝屋川市 東大利町

さらにはクリスチャン・ラッセンの絵画ポスター、なぜか縁起悪く額縁に収められて葬式の遺影のように飾られたレオナルド・ディカプリオまで…全体的に統一感が全く無いんですが、店の奥の一角だけ額縁やテープでそれぞれ空色一色に縁取られている。オーナーなりのこだわりなのだろうか。

寝屋川市 東大利町

他にもマリリンモンローや元阪神の監督を務めた背番号80番の岡田彰布まで、各界の著名人もお忍びでやってくるVIPなコインランドリーがこちらになります。この辺は縁取りが空色ではなく暖色系が多い。まるで一貫性がない。

寝屋川市 東大利町

あまりにジャングル過ぎて、激安ジャングルなDQN御用達スーパー・ドンキホーテも顔負けなのがミスターシャボーン東大利町店なのだが、ごちゃごちゃし過ぎて洗剤の自動販売機すら紛れて見分けが付かないという状況。

寝屋川市 東大利町

いつからこのコインランドリーがあって、このような個人プレイ炸裂状態になったのか、当方よそ者なので詳しい経緯は分からんですが、お客さんに洗濯中の待ち時間も飽きる事なく過ごしてもらえるようとの心遣いから始まったのだろうなと当たり前のような理由を想像する。

寝屋川市 東大利町

天井から一つ一つ針金で吊るされた置き物の数々も、自宅の私物をそのまま持ってきたかのような統一感のなさが際立つ。鳥や飛行機やゼロ戦も飛んでいるわ、シャンデリアみたいな変な置き物や謎の天然木もあるわ…

寝屋川市 東大利町

と思ったら別の一角には奉納酒樽やら徳利の数々といったオーナーの酒好きっぷりを示すアイテムが多数。そこに清荒神のお守りの木札やらキティちゃんやらタコも一緒くたにされている。

寝屋川市 東大利町

大阪の田舎では未だにヤンキーの憧れとされているような、「特攻」と書かれた旭日旗ステッカーが貼り付けられた真っ赤な改造ヤン車模型までもが宙を舞うこのカオスっぷり。自作なのか既成品なのかが気になるが、こんなもんどこで手に入るんだろ。

寝屋川市 東大利町

寝屋川市内でも特にこの辺の住宅地は今どきな高層建築物が少なく昔からのボロい風呂なし洗濯機なしの文化住宅が極普通に残っているような昭和全開の住宅地なので、銭湯はもちろんコインランドリーもまだまだ地域の需要が高い場所である。すぐに無くなるような店ではなさそうだし、大阪滞在中にお洗濯したい方は京阪電車に乗って寝屋川市までお越しになってみては如何でしょう。

寝屋川市 東大利町

ところで、すぐ隣にある喫茶店「花」も気になる…モーニング380円らしいっすよ。午前中に訪問の際、洗濯が終わるまで隣の喫茶店で休憩するというのもアリかもね。

なお、この変なコインランドリーを紹介して頂いたのは「TiN.」管理人のみわさんからでした。この場を借りて御礼申し上げます。


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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