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梅田の隣「中崎町」 (3) 在日の地図編

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梅田の隣、中崎町。戦災を逃れ今も長屋の家並みが残る下町が広がる街だが、この街にもまた別の姿がある。
コリアタウンとしての姿だ。
大阪でコリアタウンというと生野区か西成区を想像するが、どっこい北区にも大規模なコリアタウンが存在していた。
大阪環状線の高架下
現在では再開発ビルが建ち姿を消してしまった梅田のダイヤモンド地区も終戦直後から闇市が立ち並び、第三国人の不法占拠が横行していた土地だった(詳細)、他にも天満駅や天六駅の周辺にも点在している。あまりイメージにつかないだろうが、北区のコリアタウンの中心とも呼べるのが中崎町界隈なのである。


地下鉄中崎町駅を降りると、ミレ信用組合本社(元・朝銀近畿信組)の建物があり、ここが「在日」がらみの土地であることを暗に示している。
韓国民団
道路の北側へ出るとそこには太極旗が掲げられた大きなビルが建つ。在日本大韓民国民団大阪本部のビルである。知らんかった。こんなとこに本拠地があったとは。
お不動さん
目の前にはお不動さんが祀られている。
韓国民団
建物の上には大きなスローガン看板が掲げられている。
「地域住民である在日韓国人に地方参政権を!」
地方参政権...
こちらはハングルと漢字で書かれている。
放置された建物
民団ビルの裏手に回ると、その一帯は長年使われてなさそうなボロの木造住宅が朽ちる時を待っているかのような佇まいを見せていた。かつて住んでいた人間はどこかに引っ越したのか、既に誰も居ない。
廃墟そのもの
そして反対側に回ると、そこもアパートが火事で焼け落ちたままの状態になっているのだろうか、屋根が完全に吹っ飛んだまま放置されていた。
終戦直後の匂い
廃墟と隣接する民家の間には狭い通路があるだけ。コンクリート塀のボロさが、この土地が放置されていた時間の長さを物語っている。
やはり廃墟
この通路を奥へ進むと、民団ビルの裏手に抜けることができる。日陰になっていて昼間でも薄気味悪い。
在日系団体の建物
こちらは在日韓国人系新聞「統一日報」の大阪支社などが入る建物。新聞社がフツーの民家のような所を使って支社を置いているのだ。
ピースボートのポスター
なぜかその建物にはピースボートのポスターが貼られている訳だが…
在日韓国青年同盟
ついでに「在日韓国青年同盟」の事務所まである。
ここはあの「統一マダン」などのイベントを開催している韓国人団体「韓統連」傘下の団体だったはず。韓統連は韓国において1973年当時の朴正熙軍事独裁政権下の中で設立された。日本で起きた金大中氏拉致の際に救命活動をリードした事で韓国政府からは「反国家団体」指定され、民団とは関係が対立し、韓国民団からは傘下団体取り消し処分を受けているのだが、事務所だけは今でも民団ビルと隣り合ってやっているようだ。
そういえば、あの大物フィクサーである在日韓国人の許永中は大阪・中津の出身であるという。
辛ラーメン
「戦後60年」日本と韓国の歴史は、この大阪という土地で深く繋がっている。
半島人物伝
金大中事件
イトマン事件(許永中)
良い子の歴史博物館 朴正熙(パク・チョンヒ ぼく・せいき)韓国大統領
参考書籍

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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