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和歌山市加太「淡嶋神社」参拝記 (3) 置物だらけ

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人形供養の神社として全国的に知名度があり参拝者の姿が絶える事のない和歌山市加太の淡嶋神社。神社に奉納されているのは何も日本人形ばかりじゃなくて、生き物の形をした置物ならありとあらゆるものが置かれている。
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日本人形、干支の置物と来たら次は狸の置物がやたら密集している一角がある。藪の中から現れた狸の大群、まるで信楽焼売り場みたいな状態になっていてカオスである。


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狸も居ればやはり招き猫もいる訳だ。白猫、黒猫ばかりに留まらず金銀猫まで勢揃い。こちらは東京世田谷の豪徳寺みたいですね。
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なぜか他人の家の玄関によく置かれている鮭を咥えた木彫りの熊さん置物もこの通り大群を成している。この一角だけリアル北海道状態。北海道旅行の定番土産で何となく買ってみたものの持て余してしまって仕方なく淡嶋神社に流れ着いたのか。
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あとは験担ぎのカエルさんの置物が草むらに隠れつつどっさり鎮座しておる。参拝者を睨めつけるような目付きのカエル達。十二支の仲間になれないアニマル置物は明確に区別されて置かれているのだ。
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アニマル置物ばかりじゃなくて、おめでたい七福神置物コーナーもございますよ。まあ大体あるのは大黒さんとえべっさんばかりだけどな。骨董品屋の軒先みたいな事になってますがここは神聖な神社の境内地である。
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琉球王国からやってきたシーサーさんも日本の神社で手厚く祀られている。もっとも神社の中では狛犬と一緒くたにされてアイデンティティー喪失気味なんですが関西には沖縄出身者も沢山住んでますからね。
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この通りどこを見回しても置物だらけでえらい事になっている淡嶋神社の境内。常時2万体以上が陳列されていて毎年毎年お焚き上げしつつ、新たに奉納されていく訳だから、毎日奉納される置物や日本人形の量もかなり多いはず。
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淡嶋神社ではこれだけの物が境内の至る所に置かれているという特殊性もあってか、盗難防止の為に夜間は境内が閉鎖されて立ち入り出来なくなる。神社の中でも夜間立入禁止になっている所はそうそう無い。
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レアなケースだが、神社には置物ばかりでなく仮面の類も奉納される。鬼やら天狗、おかめといった日本独特のものもあれば、どこぞの外国で入手した意味不明な面まで多種多様。ちゃんとお祓いは受けているだろうけど、それでもなお禍々しさを感じさせるお面の数々。
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足元に気を遣いながら大量の置物の海を超えてさらに境内の奥地へ足を踏み入れる。奇妙な風習が今に引き継がれる淡嶋神社の真骨頂がこの先にあるのだ。その前に大国主社の裏側にある階段を登っていくと…
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その先にある僊使殿にはカエルの置物が大量に置かれている。そういえば境内のアニマル置物の中でもカエルが特に多いがこれには訳があって、淡嶋神社の主祭神である少彦名命の使い神がカエルだったからだ。
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傍らにはミカンでボロ儲けをした紀伊国屋文左衛門が江戸へ発つ前に祀ったお稲荷さん「紀文稲荷社」。こっちは別にどうってこともなく至って普通のお稲荷さんだった。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。
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