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阪急電車に乗って大阪一胡散臭い下町「十三」へ (2) しょんべん横丁

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十三駅西口トミータウンから「旧波平通り」の反対側、北側の路地を入っていくと「しょんべん横丁」と呼ばれる飲食店街が広がっている。ここいらにある居酒屋は駅至近距離にもあるので平日でも客の入りが激しい。

いつ来ても満員御礼の大衆酒場「十三屋」が怪しい路地裏に華やかさを与えている。十三らしく貧民御用達かというと別にそうでもなく、鱧とか鰻とか結構な高級食材も扱っていて受け皿が広い。ド定番過ぎますけどね。

十三しょんべん横丁はまさに庶民の胃袋を支える名店揃いである。だいたいどの店も昼から開いていたりするので呑んだくれには有難い。

どこの店に入ろうか…悩む事必至。この糞狭い一帯に大衆酒場や焼肉屋を中心に30~40店舗くらいがひしめいている。ここも見た目ですぐに分かるが戦後の闇市上がりだ。

鶴橋ほど極端ではないが局所的に焼肉屋だらけでコリアンな感じになっている箇所も。肉の焼ける臭いが食欲をそそる。

まさしく戦後の盛り場を思わせるレトロな店構えのスナックなども生き残ってます。非常に萌えポイントが高い路地裏横丁だ。

そして唐突にバーバーショップが紛れているという。ここも隣のスナックに負けず店構えが渋すぎるだろ。

道幅はせいぜい2メートルもないだろう。狭いのにチャリンコは降りずに突っ込んで来るのがデフォ。大阪はどこ行ってもそう。マナーなんて無いようなもんです。

戦後のドサクサ感溢れるしょんべん横丁を抜けるとこうなっている。角の地鶏スタンドの建物が薄いのなんの。しかし建物の密集状態はなかなか凄い。焼き肉焼いても家焼くな、な感じですね。

ちなみにしょんべん横丁は阪急の線路側にもう一本路地がある。こちら側からだとちょっと入りづらそうな感じがしなくもないが大丈夫だ。

しょんべん横丁の悪名を轟かせていた時代は過ぎて、今ではすっかり共同トイレが完備され小便臭くもなくなったが、トイレの前はさすがに臭いでんな。

線路サイドはどうしても片横丁となるがそれでもなかなかDEEPな密集具合。一周ぐるりと回って好きな店を選ぶも良し、しっくり来なければそのまま改札に入って他に行くも良し。ともかく駅の改札が近いのがすごく楽である。

しょんべん横丁の先、国道176号線の高架道路の下にも飲食店街が形成されている。さすが大阪らしい土地活用法というか…随分くたびれた佇まいを見せる正面の大衆食堂が気になる。

そのすぐ左側にある中華料理屋は「今都居亭」(こんといてー)と大阪弁丸出し。客に来て欲しいのか来て欲しくないんかどっちやねん。「呑ませ亭」とか「立ってて亭」とか大阪には何気にこのシリーズが多いんですが。

十三駅西口改札の真ん前にあるホルモン居酒屋。生ビール一杯190円のハッピーアワーも設けられていてお安く飲めそうです。逆に言うと十三ではこのくらいの価格設定にしないと客が入らない。

それはいいがあれこれ書かれたホルモンの部位に紛れてド直球な「珍味」が混じっている件。お下品丸出しで笑いが止まりません。このくらいのネタは軽く受け流さないと十三で生活するには精神がもたないでしょう。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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