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【韓流&阪流】コリアタウン猪飼野御幸通にだんじりが練り歩く

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猪飼野御幸通で「コリアタウン異文化まつり」というイベントがあるというのを聞きつけ、久々に御幸通商店街に行く事にした。去年の11月にも似たような名前のイベントがあって、公園で太鼓や民族舞踊などをやっていて今回見られる機会があると期待して行ったのだが…

スーパー「ビス千代」の前に申し訳程度のステージが作られていただけの本当にローカルな催し物だった(笑)まあいいや、と思って、向かいのピザチヂミでお馴染みの「カフェギャルソン」でチヂミ(小)が100円で買えたので、それをおやつに頬張る。

チヂミはチヂミでも「ギャルソン」のチヂミは「ピザチヂミ」なのである。具にはニラやタコが入っているものの、食感はピザそのもの、チーズをトッピングするのもピザっぽい。
しかし焼きたてのチヂミをこんな薄っぺらい紙一枚だけで包んでも熱くて持てません(笑)食べきるのに15分かかりました。

ピザチヂミを食って、まだ足りないと思い、今度は「のりちゃん」にて韓国おやき「ホットク」(100円)を買って食う。

ホットクとは「胡餅」中国の餅という意味だそうだが、別に中国は関係なくって、韓国の屋台料理として馴染みが深いという。「のりちゃん」のホットクはシナモンの香りがする。中にはくるみかピーナッツのようなものが黒砂糖を溶かした蜜の中に入っていて、うまい。

さらに自販機の飲み物が全て韓国製という気合の入れよう。だがあまり気が進まず買わなかった。右上の高麗人参ドリンクなんて値段すら書かれておらず怪しさ爆発である。ちなみにメッコールの自販機は見当たらない。

色々と朝鮮半島がらみの変わったものを調べているさなかだった。どっかで耳にした事のある、コンチキチンというだんじり囃子の音。

商店街の向こうのほうからだんじりがやってきたのだった。大阪には広くだんじり祭の習慣があるが、このコリアタウン猪飼野でだんじりを見かけるとは思いもしなかったのである。ちょっと感激した。

商店街を渡り歩いて、それぞれの店に「大阪締め」。

岸和田や泉州のだんじりとは違い荒々しさは全くない。

でも、だんじり囃子に使う太鼓や鐘といった打楽器は、岸和田で使われるものと全く同じである。

だんじり男もお店の人もテンションが高い。

日本のだんじりが朝鮮半島様式の門をくぐり抜けていく姿。猪飼野ならではの象徴的な絵である。

翌15日、16日の3日間にわたって、猪飼野のだんじり祭が行われていた。夜はもっとDQNが集まるんじゃないのかと「期待」して夜に出直して来てみたけど、そんなに極端でもなかったです。猪飼野って意外に大人しい街でした。

何度も猪飼野に足を運んでみれば解るのだが、そこで生活している地元民にとって、誰が在日で誰が日本人なんていう話は、全然気にしてないのである。まあ、確かにたまには変な奴もいてそうだが、そこに同じ街で生活する人間の日常があるだけで、それ以上の何がある訳でもない。だからこそ猪飼野は面白い街なのである。

いやあ、だんじりのある風景っていいなあ。これぞ大阪って感じです。


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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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