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奈良・飛鳥坐神社 天下の奇祭「おんだ祭り」 (4)

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奈良県明日香村「飛鳥坐神社」で毎年2月第一日曜日に行われる「おんだ祭り」では、お田植え神事に加えて「夫婦和合」の儀式が公衆の面前で繰り広げられる。言わば公開フ○○クである。この儀式見たさに明日香村を訪れる参拝者も多い。

しかしこの仕草、そのまんまやな(笑)
大股を広げあられもない姿を晒す夫婦(夫婦役は両方男である)に観客席から笑いの声が絶えない。



夫婦和合の儀式では一応念のために「二回戦」が行われるのであった。種付けは確実にやっておかなければなりません。

境内には昔の白黒写真で「夫婦和合の儀式」の模様を写した額縁が掛かっている。一体いつから続けられてきた儀式なのだろうか。飛鳥坐神社に限らず日本各地の「性祭」や性器信仰の歴史を紐解くと、実は日本という国は性に対して非常にオープンであることを伺わせる。

そしてこうした「性祭」の参拝客には少なからず外国人が混じっている。愛知県の田縣神社の時も、米軍基地から訪れたアメリカ人の集団が来る訳だが、さぞかし日本のおおらかな性文化に興味津々なのだろう。
「ファッキン・ジャップ!エロすぎてヤバイぜ!イッツ・クレイジー!」などと内心思っているかどうかはともかく。

2回目の使用済みティッシュ争奪戦が始まった。夫婦和合の儀式を終えて、天狗とおかめのカップルも舞台を降りて本殿へと向かおうとするが、参拝客の熱狂ぶりになかなか先に進む事ができない。実はマジレスすると「使用済みティッシュ」ではなく「福の紙」という。

我先にとおかめと天狗に群がる参拝客。どこの人気アイドルなのかといった所だ。ご利益を授かろうと手持ちの「使用済みティッシュ」を取る為に必死だ。人だかりを掻き分けたカップルは本殿に参った後、儀式は終了となる。

儀式終了後、それまでおしとやかに振舞っていたおかめが豹変する。いつの間にかその手には「竹竿」が握られていた。詰め寄る参拝客にキレたのか?

おかめ「おいこらオンドレ、こっちに来さらせ!」
…と言わんばかりに参拝客の男性を引っ張り出すおかめさん。その後この男性が竹竿でケツをバシーンと引っぱたかれたのは言うまでもない。

一人二人だけでは飽き足らず次々に参拝客に狙いを定めるおかめさん。基地外入ってます。ヤバイです。怖いです。

試合はそのまま場外乱闘へと持ち込まれた。そこに天狗、翁、牛もそれぞれ竹竿を片手に参戦して神社周辺がデスマッチ状態と化すのだ。これがもう一つの「おんだ祭り」の最高潮である。そして我先にとケツをひっぱたいて貰おうとする参拝客が群がろうとする。もはや公開SMショーである。

このお父さんも某国会議員姫のごとく「ぶってぶって」とケツを差し出すが、場外乱闘モードのおかめは容赦ない。本気でケツをしばかれるので気をつけよう。

でも女性には優しいおかめさんなのであった。ケツを叩かれた後はしっかり記念撮影に応じてもらおう。
nara_asukamura51.jpg
ちなみに飛鳥坐神社の近くには「奈良県立万葉文化館」という施設がある。祭の喧騒とは打って変わって、立派な建物の割にはひと気が少ない。
nara_asukamura52.jpg
日本最古の歌集「万葉集」をテーマに作られたという博物館な訳だが、いかにもハコモノといった感じの施設である。
実はおんだ祭りの前に見学した訳だが、来客がさっぱり居なかったからかして、中の職員のオッチャンに親切丁寧に館内の事や明日香村の歴史、奈良県内の珍祭などあれこれ教えてもらっていたのだ。
nara_asukamura53.jpg
館内敷地にも古墳の発掘現場がある。言うなれば遺跡の上に巨大ハコモノをぶっ建てた事になるわけで、何考えてやがると思う訳だが…
隣の大阪民国に負けず劣らず奈良県のハコモノ行政もかなりド派手で、この万葉文化館の建設に140億円も投じたと言われている。信じられん…
おんだ祭りに車で来た時はここの駐車場を使うと便利だ。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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