この記事を人に教える

奈良・飛鳥坐神社 天下の奇祭「おんだ祭り」 (3)

この記事を人に教える

【キュレーションメディア等、他サイトへの記事中の文章・画像無断転載厳禁】

明日香村の風景を一通り堪能した後に飛鳥坐神社に戻ってくると、既に神楽殿の前は黒山の人だかり。足の踏み場も無い程の混雑を見せていた。

観客席となる神楽殿と本殿の間のスペースは非常に狭いためカメラの場所取り合戦が熾烈である。神事が始まる2時間前には既にこの通り。泣く泣く正面を諦めて、神楽殿の端の微妙な場所に陣取るしかなかった。



午後2時きっかりに神事が執り行われる。最初に翁が現れ、神楽殿の上をちょろちょろ動き回りながら手持ちの竹竿であちこち叩いて回る。決してSMショーが始まる訳ではない。

おんだ祭りは「お田植え祭」が訛ったもの。本来は村の五穀豊穣を願う祭りで、奈良県各地の神社で執り行われる。飛鳥坐神社のおんだ祭りでは村人が扮する翁、天狗、牛が田植えの仕草を真似る。

田植えの仕草をする村人達。牛役はまさしく牛に成りきっている。この種の神事では、飛鳥坐神社のものはかなりユニークだ。というのも、この後に続けられる天狗とおかめの「仕草」がちょっとアレなのだ。

人目を憚るふりをして顔を下向きにしながら神楽殿へ近づく天狗とおかめのカップル。そう、これから二人は初夜を迎えるのだ。
おかめ「あなた、今夜は優しく抱いて」
天狗「ああ、俺についてこい」
と言わんばかりの艶かしい雰囲気がビンビンと伝わる。

そして神楽殿の上に登るやいなや、天狗は下半身のイチモツの具合を確かめるがごとく、野球のバッターのようにアレをブルンブルン振り回すのであった。既にこの時点で観客からはクスクスと笑い声が漏れている。
みんなこのエロ全開の儀式目当てに明日香村くんだりまでやってきたのだ。

よかった、天狗さんのイチモツは元気に真上を向いていらっしゃいます。今夜はさぞかし絶好調。準備は万端である。

そしておかめを褥に呼び出して、いよいよ初めての夜を迎える。相変わらず照れくさそうな仕草のおかめ。ちなみに誤解のないように解説すると、中の村人も男である。

さあ、ここで横になるんだ、と言わんばかりの天狗。もうやりたくてしょうがない。おかめはなすがまま天狗に導かれる。

おかめ「あ、いやん、恥ずかしいわ、天狗さん…優しくして…」

おかめを寝かせた後、一気に畳み掛ける精力旺盛な天狗さん。おもむろに「彼女」の両足を開いてあられもない姿を見せる。そこに唐突に翁が割り込んできて観客席から一部始終を隠そうとするのだ。そして二人は結ばれる。

天狗とおかめが公衆の面前で公開フ○○クの図。なぜか翁が後ろからインサート。おいこら、何気に3Pかよ。いや、手伝っているだけなのか。

そしてとうとうドピュッと用事を済ませた後は「ティッシュタイム」の始まり。翁が使用済みティッシュを観客席にばら撒き始めるのだ。このティッシュを手にした参拝者はこの年の五穀豊穣・子孫繁栄のご利益を授かると言う事もあり、あっという間に使用済みティッシュ争奪戦が繰り広げられるのだ。


>次のページへ

The following two tabs change content below.
DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
タグクラウドから記事を探す
DEEP案内編集部のnote

知ってました?DEEP案内編集部のnote

ネット上で大っぴらにするのはちょっと憚られる内容の記事は「DEEP案内編集部のnote」で書く事もたまにございます。全て100円からの有料記事となっておりますので興味のある方のみご利用下さい。

この記事を人に教える

トップへ戻る