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中島らもと勝谷誠彦を生んだ尼崎の優等生タウン!JR神戸線「立花」駅周辺を歩く (全2ページ)

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兵庫県尼崎市…大阪梅田から電車で僅か約10分、神戸三ノ宮まで約20分という交通便の良さ、この街が「工業都市」「ガラが悪い」「角田美代子」などの烙印さえなければ、今頃は西宮や芦屋あたりと肩を並べる「関西住みたい街ランキング」の上位にランクインしていたかも知れない。

尼崎市 立花

尼崎の街の中心はどうしても阪神沿線に偏りがちなのであるが、阪神沿線はちょっとガラが悪過ぎて住むには…という方々、JR神戸線沿線なんかは如何でしょうか。JR尼崎駅からは東西線や福知山線も使えるし、駅前も再開発されて綺麗になってますが、今回はその隣にある立花駅周辺をうろうろしようというお話です。

尼崎市 立花

見てください、再開発されてすっきりと整備された駅前風景を。これだけ見ていたらちょっと郊外の「ええとこ」のベッドタウンにしか思えません。「フェスタ立花」という複合商業施設ですよ。それから一応、立花駅は尼崎市役所への最寄り駅にもなっている。

尼崎市 立花

そんなフェスタ立花の一画を占める「ジョイタウン」に入ってみましょう。さぞかしシャレオツなデパ地下やレストランや雑貨屋なんかがひしめいているのかと思いきや、のっけからたこ焼きお好み焼き、「太鼓まんじゅう」といった粉物を売るお店とかがあって下町的です。

尼崎市 立花

さらにジョイタウンの中の地下へ降りてみることにする。なんか美味そうな匂いが下の方からプンプンしてきますね。

尼崎市 立花

地下は地下で、中華料理屋、うどん屋、お好み焼き屋と関西テイスト満載の庶民的レストランや100円ショップダイソーなんかが大勢を占めていて、尼崎クオリティ全開なのであった。皿うどん、スープ、ライスが500円の満腹セットが食える「山水飯店」は満員御礼状態。

尼崎市 立花

フェスタ立花がある駅南側も、周辺はごついマンションが多いとは言えその周囲にはベタな下町の市場が広がっている。立花駅南口から尼崎市役所へは歩いて10分強ってところで、その途中には有名な某コメンテーターホモか…いや、勝谷誠彦氏の実家の開業医もあるという上品なお土地柄。そういえば中島らも氏もこちら立花のご出身なんですってね。

尼崎市 立花

いくらたこ焼きがアイデンティティの大阪文化圏に属する尼崎とは言えスーパーの名前に「生鮮スーパーたこ一」と付けるセンスはさすがという他ないが、物凄く買い物客でごった返している。大阪を中心に多店舗展開しているらしい。激安スーパーマニア注目株ですよ。

尼崎市 立花

阪神沿線じゃなくてものっけから濃厚な下町風情が味わえるのが立花なのだが、やはりこの街の主要コンテンツと言えば駅の北口真ん前に開けるこちら「立花商店街」。

尼崎市 立花

言うまでもなく立花を代表するアーケード商店街で、見ての通りのご立派なアーケードが南北200メートル余りに渡ってぶち抜いている。そして買い物客はお年寄りが多いのが特徴。

尼崎市 立花

で、ここも例外なくシャレオツなチェーン店は殆ど見かけず、あるものはと言えばひたすら庶民的な中華料理屋だったり立ち食いの「都そば」だったり、激安衣料店だったり。

尼崎市 立花

ノリ的には十三のフレンドリー商店街あたりと変わらない。様々な業種の店舗が充実しているし住むには不便しなさそうな感がある。年末に訪問したというのもあるが、非常に買い物客の姿で繁盛している。

尼崎市 立花

JR神戸線沿線ではこの立花から西側、武庫川を渡って隣の西宮に入ると途端に街並みが変わる。阪神大震災の被害もあったのだが、再開発が相当に進んでいるので、こういった下町のワクワク感が薄れていて何とも…といった所だ。立花あたりが恐らく大阪下町文化圏の西端であろう。

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DEEP案内シリーズ管理人。大阪ベイエリアの貧民窟育ち。独自のひん曲がった視点で街歩きを続けております。2008年より上京。関西に留まらず全国、海外に取材対象を薄く広く伸ばして来ました。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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