大阪市役所の中に入ってみました
大阪・中之島にある大阪市役所。まあ、言わずと知れた大阪市役所ですが、大阪市民はあんまり中に入る用事もないので縁のない場所だったりするかも知れません。かねてから職員厚遇問題や相次ぐ三セク会社の破綻、数々の不祥事が明るみに出るたびに叩かれまくった大阪市役所ですが、その中はどんな所なのか少し見てみることにしましょう。
大阪府庁の歴史的な建物とは違い、大阪市役所は昭和61(1986)年に建てられたものである。御堂筋に面した場所ということや歴史的建造物の宝庫である中之島の景観に合わせて、控えめな作りとなった訳だが、頑丈な作りをしている。
威圧感さえ漂う市役所の正門をくぐると、そこは白亜の殿堂。
この1階正面ロビーでは時期によっては写真展などの展示が行われることもある。開催間近の2007年大阪世界陸上大会に合わせて、世界陸上がらみの写真展が行われ、壁一面にアスリートの写真が飾られていたた(この写真は別の時期のものだけど)
ところで大阪市と言えば公共マナーの悪さ。特に各自治体でも活発に議論されているのは「路上禁煙条例」に対しての動き。大阪市でも遅まきながら御堂筋を中心としたエリアに限定して路上禁煙地区を設け、喫煙者には過料を徴収する制度を始めようとしている。マスコットキャラクターは「アカンずきん」。
が、肝心の大阪市役所、2006年12月の時点では1階市民ロビー内では喫煙コーナーがきっちり設置されていて、禁煙エリアとの間仕切りも置いていない状態。確認はしていないが他の方の話では地下にある食堂ですら禁煙になっていなかったという。
喫煙マナーを啓蒙する側の行政がこれではお粗末過ぎると、批判の目を察知したのか、後日訪れると1階市民ロビーの喫煙コーナーは跡形もなくなっていた。
それにしても、市民ロビーとか言いながら、サボリーマンとホームレスの休憩室と化している所がさすが大阪市役所クオリティである。
市民ロビー内には、旧大阪市庁で使用されていたステンドグラスや、ブロンズのネームプレートなどが展示されている。
ついでに世界陸上のPRも忘れてはいない。
開催間近なのにも関わらず、実は世界陸上のチケットは思いっきり余っているそうで、大阪市職員は仕方なしにノルマを決めて自腹で買わされていたり、職員自ら大阪市内の企業を回って購入をお願いしたりしている、トホホな現状だそうで。(→記事)
大阪市役所と言えば、労組幹部が私物化しちゃっていたりする地下駐車場の存在なのだが、現在は駐車場の管理自体も民間のタイムズに委託されていた。
労組の私物化状態も解消されていて、偉そうな黒塗りの高級車も大部分が財政難のために売却された。高級車にそれぞれ運転手までつけていたというのだから、一体どこの皇族なんだろうか、ええご身分である。だが、専属運転手も現在では全て解任。
しかし今でも地下駐車場には「黒塗り」の姿が残っていた。
天下の中之島庁舎も、その隣にはズラリとブルーテントとリヤカーが並んでいて、その風情すらぶち壊しである。この落差に大阪の凋落を見せ付けられる。
[map:34/41/25.398,135/30/17.89]
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