ドヤ街「釜ヶ崎」に遊園地
梅田・難波・天王寺、大阪の都心を太く結ぶ、赤いラインカラーの大動脈、御堂筋線。その真っ只中に、日本最大の労働者街「釜ヶ崎」の最寄り駅「動物園前駅」がある。無論、駅名は天王寺動物園のことを指しているが、駅を降りて地上に上がるやいなや見える景色と道行く労務者とホームレスの群れ、どこで仕入れたかも分からないような品物を並べ客に売りさばく闇市、道路には乗り捨てられゴミ溜めになった廃車が並び、そこらじゅうに鼻を突く小便の匂い。
そこはまさに、放し飼いにされたオッサンどもの末期的な“動物園”だ。そしてその風景は、戦前も戦中も終戦後も、いかに時代が変わろうとも、この場所だけは昔も今も変わらない。
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1階から入ると、そのまま2階に上るエスカレーターが今でも稼動している。
その後ろ側はテナントになっているが全て店舗が撤退し、シャッターが閉じているだけとなっている。
地下へ降りる階段があり、地下鉄動物園前駅の改札へと続く。
フェスティバルゲートの名の通り、大勢の客を迎えるかのような巨大な入口を構えてはいるものの、そこを通る人の姿はまばらである。場所柄、放置すればホームレスが大量に居付いてしまうため、経営破綻した今でも、過剰なほどの警備員が配置されて施設をくまなく巡回し続けている。
2階の一部はわずかながら店舗が入っていたが、ここも知らぬ間に撤退していた。
2階の広場にある舞台。これももう使ってなさそう。
新世界側の2階テナント群。見事にシャッター通りと化している。
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