大阪・キタから淀川を挟んだ向こう、阪急電車利用者御用達の大規模歓楽街「十三」。そんな十三の歓楽街はもっぱら駅の西側ばかりと考えているが、一見地味に見える駅の東側も無視ができない。
十三東口の商店街を抜けた先に老舗ストリップ劇場「十三ミュージック」があるのだ。

十三レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ。
十三東口の商店街を抜けた先に老舗ストリップ劇場「十三ミュージック」があるのだ。
十三レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ。
いつもの十三駅西口からは、身長の高い人間なら頭をぶつけそうになってしまう阪急電車の高架下の向こうだ。
庶民の町十三だけあってパチンコ屋の数だけは半端なく多い。狭い阪急駅周辺だけでも5軒もひしめいている。そこらじゅうタバコ臭いしもう...
だが、そんな商店街を東へ抜けると一見すると物静かな住宅街が並んでいる。
駅から比較的近いにも関わらず活気が乏しい十三東口。放置されたまま屋根が崩れ落ちた長屋がある。
しかし裏側にはまだ人が住んでいる。ちなみにこの長屋のまん前には「偽装そうめん問題」で有名になったディスカウントスーパーが、主が逮捕された後も営業を続けているのだが、近所の住民には長年親しまれている店なのかして、閉店するような事もない。
さてさて、今日の目的は「十三ミュージック」である。駅から遠いし目印になる店の看板もないので場所が分かりづらいが、近所の人にまさかストリップ劇場の場所を尋ねるようなこともできない。「十三東本通商店街」というアーケードのない商店街をまっすぐ東へ突っ切ると、その手前に「十三小学校」があるのが目印だ。
途中でこんな怪しげな店が現れるが一体何屋なのか不明。「物がヤスイヤスイ」「品モノヤスイヤスイ」と赤文字で書かれているのは何かの黒魔術だろうか。骨董品屋にしても品揃えは微妙。ミステリアスである。
住宅街のど真ん中で、あまつさえすぐそばに小学校があるというのに、堂々と風俗情報誌が置かれているのが十三クオリティだ。
小学校の先の道路の斜向かいに「木川本町商店街」というアーケード付きの寂れた商店街の入口が見える。そこに入ろう。
すっかり時代に取り残された感のあるアーケード、その先に目指すものがある。
これが大阪でも数少ない老舗ストリップ劇場「十三ミュージック」。昼間なので当然開いていなかったが、当分営業中止だろう。
先日このような報道があったばかり。警察による大規模なガサが入ったのだ。どうやら客と従業員19名が御用となった模様。何故に今更ガサをやるのか?ちなみに一部報道によると違法な個室サービスを行っていたという情報もある。
この前時代的なネオン。夜に輝いてる姿が見たかったけど当分先の話か。
そして何故か裏口には「ピースボート」のポスターが貼られている。
学割が効くので若い連中にもそこそこ人気のあるストリップ劇場だったそうで。わざわざ東京からやってきていた77歳の「追っかけジジイ」も逮捕されたそうだ。いい年こいて若い娘の尻を追っかけに東京から大阪まで...素晴らしい老後の人生である。野性的な本能の渦巻く魑魅魍魎の世界だがこういうところでしか見えてこない人間の匂いというのに興味がある。
十三は端から端まで「欲望の街」だった。
そんな十三の会社。その名前はどうかと思うぜ!
ついでに、「十三ミュージック」から東側の住宅街に行くと寂れ具合がもっと酷くなるのだ。
このまま東へ行くと地下鉄御堂筋線西中島南方駅もあって、交通至便な土地なのだが、あちこちに廃屋になったまま何十年も放置される家の姿を見かける。なぜここまで都市の空洞化が激しいのが不思議でしょうがない。そんなに大阪市内に住むのが嫌なのだろうか。まあ、私は嫌だが。
参考記事
十三信用金庫
参考になりそうな書籍






コメントする