港区のレトロな銭湯がライブ会場に早変わり
土曜の晩は大阪港に行ってました。大阪市港区でローカル新聞を隔月5000部発刊している「ミナパラ新聞」こと港娯楽(パラダイス)新聞のメンバーを中心に、港区で様々な取り組みを行っている市民がいる。
そんな市民の一人である「築港温泉」のご主人、福田さんが、自らの銭湯の浴室にこしらえた舞台の上で、色んな人に来てもらってライブイベントをやろうという企画がある。
高度経済成長期のど真ん中に誕生した銭湯、表の「築港温泉」と書かれたタイルがレトロさを醸し出していて、時間の重みを感じる。
2週連続で開催されたミニコンサート。昨日はボサノヴァライブだった訳だが、ちょっくらお邪魔させて頂いた。
銭湯で戦闘モードだとかニューヨークで入浴とかベタなギャグではないが、銭湯の浴室がライブホールに早変わりする発想はなかなか思いつかないだろう。
普段は入れない女湯の中にズカズカ進入して写真撮影しまくりでんがな。
昔のスタイルそのまんま、入口に番台があって、そこでお金を払って中に入っていく。
一緒に置いてあるお風呂用品までも当時のままのスタイルで置かれている。
広々とした更衣室は、長年使われているにも関わらず清潔感のある空間が保たれている。
この「築港温泉」、出来た当時は大阪港は外国船が多く訪れ、港湾労働者達が集う街として賑わっていた。まあ、築港エリアも相当ガラの悪い場所だったようだが…
この場所で長年銭湯を営んできたご主人の思いは強かったのだろう。長年使われてきた銭湯のこの空間でどんなことができるのか、その思いの結果が浴槽の上に浮かぶ舞台と、その上でミニコンサートや落語寄席などを行う試みだった。
だが、時代の流れとともに、港湾機能が移転して、築港の町はもぬけの殻のように賑わいを失ってしまった。かつての商店街はシャッター通り。海遊館・天保山エリアの観光地化の成功とは裏腹に、駅の反対側である、町の中心街はすっかり寂れてしまっている。
懐かしい、ベビーベッド付きの脱衣ロッカー。オカンと一緒に銭湯に入っていた時期に見ただけのものが記憶に甦りました。それも4歳児か5歳児の記憶です。やっぱり自分は大阪の人間であり港区の人間なのだなとしみじみ。
一部地域を除いて、大阪府では入浴料390円と定められている。
今回のイベントは定休日である土曜日に行われている。
男子更衣室にはご主人の福田さんが撮影した奥高野の風景画が展示されている。実に多趣味でアグレッシブな方だ。
男子更衣室の休憩スペース。
ミナパラ編集部、ご近所への呼びかけで集まったのは総勢50人程度。ミニコンサートである。
ちゃんとお湯も張ってます。(湯は沸かしてないです)
風呂桶の中にろうそくを入れてライトアップ。湯船に浮かべるが、排水口のある片側に引き寄せられてしまう。
せっかくのコンサートなので動画が取れればよかったのだが、あいにく動画撮影ができるデジカメを修理中にて収録できず。残念!
また来年もあるので、興味のある方は大阪港まで遊びに来てください。
港区民リンク
港娯楽新聞
築港温泉
[map:34/38/59.836,135/26/17.2]
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