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淀川河川敷を歩く (2) 赤川鉄橋編

渡ってみると結構スリリングだった 赤川鉄橋

淀川に架かる橋は数あれど、歩行者しか渡る事が出来ない橋があるのはここだけ。
JR城東貨物線の鉄橋を利用した人道橋「赤川鉄橋」を渡ってきました。

淀川河川敷を歩くレポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ

これが赤川鉄橋だ


JRの貨物線で、片側は鉄道、片側は人道として使われている「赤川鉄橋」。
結構こう見えても使ってる人多いです。それもほとんど自転車に乗ってる人ばかり。

あくまで仮橋

しかしここ、あくまで仮の橋なのです。

河川法許可標識板

河川法許可標識板にもしっかり「市道 JR貨物線 赤川仮橋」と書かれてます。市道だったのね、これ?占用期間は平成24年3月31日までとなっています。つまり2012年か。

実はこの城東貨物線、数年後には乗客輸送に対応して「JR大阪外環状線」として開通させる予定でいる。新大阪から久宝寺のおよそ20キロの区間を走る予定の路線だ。全線開通すると赤川鉄橋は現在の暫定的な人道橋は取り外され、人は渡れなくなるのだ。

しかしそれが何年先かは不明。用地買収が思うように進んでいないため、2008年中に先行開通する久宝寺から放出までの区間の他は開通時期は未定になっている。

鉄道橋と人道橋

1時間に1本程度貨物列車が走るのだが、タイミングが悪かったので見る事が出来なかった。
それにしても、仮橋というだけあって、見た目にちょっと危うい気もしますが...

自転車はおりてわたりましょう

だから「自転車は降りて渡れ」との注意標識が掲げられている。
ちなみに橋の区間は610メートル。歩いて渡ると早足でも6分、普通でも10分近くかかる計算だ。

板がだいぶ朽ちてますけど

しつこく言うが、仮の橋だから、橋の構造物はほとんど木材しか使ってないし、金属は釘くらいしか使ってない。
長期間風雨にさらされると当然木材は朽ちていく。留め金から剥がれてきた木材が所々浮き上がって、踏むとボコンボコン音を立てたりするのだ。当然、板が割れたらこの真下は何もありませんぜ。

おもいっきり隙間空いてますけど

ほら、隙間からは真下がよく見えます。みんな慣れてるせいか普通に歩いたりジョギングしてる人もいるのだが...
ちなみに、木材が朽ちて脆くなった箇所は縦に木材を配置して、なんとか強度を保っている状態だ。

だから自転車は降りて歩けと

もしものことがあったら危ないから、橋の上は自転車から降りて、歩いて渡るようにと注意書きがなされているのだ。

それでも自転車は止まらない

しかし、やっぱり自転車は全員乗ったまま渡ってる。さすがルールを守らぬ大阪民国!
最近になって、都島区側の入口には自転車が乗ったまま入るのを防ぐためにポールが設置されたばかりだが、利用者は意にも介さずである。自転車が通るたびに橋の木材がボコンボコン音を立ててます。

全部木造です

2012年だかいつだか分からんが、大阪外環状線が全線開通するのが先か、板が割れて人が落ちる方が先か、気になる所ではある。もしも人が落ちたら落ちたで、自分の非を認めず大阪市に対して謝罪と賠償を要求するに100大阪ウォン。

鉄道橋部分

なんだかスタンドバイミーな気分になりそうだが、もちろん線路には立入禁止である。ただでさえ鉄道自殺が多い関西なのでスタンドバイミーとか言ってる場合ではありません。

自転車で渡る人

もし赤川鉄橋以外に淀川を行き来するなら、1キロ上流の「菅原城北大橋」か2キロメートル下流の「長柄橋」を使うことになる。しかし車の交通量も多い他の橋のように排気ガスを吸いながらの通行を避けることができて、そのうえ橋を上り下りする高低差がない赤川鉄橋を使いたくなる気持ちはわからないでもない。

日常って慣れれば慣れるほど危険に対する認知も鈍ってしまうので怖いものである。今日も赤川鉄橋は多くの人々が自転車に乗ったまま行き交う地域の足として、悲鳴を上げながら活躍するのだった。

取水場

鉄橋を渡り東淀川区側に来ると、そこには取水場がある。

尼崎市水道局でした

実は尼崎市水道局の取水場だったのだ。淀川の水は大阪府だけではなく、兵庫県の阪神地域の市にも供給されているのだ。尼崎も西宮もみんな淀川の水を飲んでいる。「兵庫県」とは言え完全に大阪エリアの一部として組み込まれている証拠がこんなところにもあるんですね。

もっと言えば、神戸の水も六甲山系だけでは足りないので、淀川の水がブレンドされている。

廃墟

取水場の向かいにも怪しげな廃墟を発見。どうにもややこしい土地柄ですね。


参考ページ
大阪外環状線・工事状況

参考になりそうな書籍


[map:34/43/48.298,135/31/41.321]


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このページは、逢阪まさよしが2007年8月22日 20:03に書いたブログ記事です。

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