昔の佇まい残す亀田の地元 「天下茶屋商店街」
日本最強のデンジャラスゾーン「西成区」の中にも、普通の住宅街、ましてや高級住宅街と呼んでも差し支えない程の場所もある。西成区の南東部、阿倍野区に接する一角がそうだ。特に「天神ノ森」は大阪市内屈指の高級住宅地「帝塚山」に隣接する地区。
古い下町の趣きを成す地区ではあるが、その中にポツポツと立派な屋敷が点在している。
今なお昭和の佇まいを残す天下茶屋の街から南へ歩いて探索して参りました。
地下鉄堺筋線の終着駅、天下茶屋に来ました。
堺筋線で一番新しい駅は南海線天下茶屋駅の真下にあって、乗り換えアクセスも楽になっている。
地元民以外は絶対読み間違えるが“てんかぢゃや”ではなく、“てんがちゃや”である。かつて、太閤秀吉が住吉大社や堺に向かう際、道中で休憩を取っていた茶屋があったことから、この地名がついている。
地下鉄が一つ手前の動物園前駅から延伸するまでに相当の期間を要したのは、地下鉄のルートが住宅街の下を通るという事情があったのだろうが、地図を見てみると、1993年に廃線となった南海電車天王寺線があった辺り、ちょうど釜ヶ崎の三角公園あたりを通りがかるのだ。色々とさらにややこしい事情があったのだろうなあ、と推測する。
ところで天下茶屋と言えば、あの亀田興毅率いる三兄弟の出身地なのだが、その地元であり天下茶屋商店街には、ボクシング選手を応援する横断幕が掲げられている。
格闘技に疎い私は高山勝成って名前を聞いても誰だかわからんが。
そして当然ながら彼の横断幕もかかっておりますですよ。
「地元 天下茶屋から 世界へはばたけ! 闘拳 亀田興毅」
言わずと知れた浪速の逃犬…じゃなかった闘拳、2006年夏のファン・ランダエタ戦には随分笑わせていただいたが、地元ではこんな大々的に応援されていたりする亀田くん。
地元商店街にこれだけ慕われて、大したものだが、いかんせん本人があのキャラじゃ叩かれるばかりである。ガラの悪さでは天下一品の「ニシナリ育ち」を演出したいのか、あの親父がリアルでその筋の人なのかはよくわからんが、あのキョーレツな親子が大阪の「イメージ作り」に強く貢献していることだけは間違いない。
治安の悪さとかを抜きにしても、西成区が街として面白いのは、このように昭和を感じさせる街並みがそこかしこに残っている事だ。天下茶屋、玉出、そして鶴見橋と、西成区のステキなアーケードの商店街は、私の愛しい萌え物件の数々である。
西成区ほど、その名前だけでネガティブなのイメージを持つ場所はないのだが、西成とは一言で言っても実に広い。
ここ天下茶屋商店街はあの釜ヶ崎から南に1キロしか離れていないが、街並みはいたって普通の下町情緒溢れる風景。
商店街を一番向こうまで突っ切ると、地元では「チンチン電車」の愛称で親しまれている阪堺電車の北天下茶屋駅がある。
浪速区の恵美須町駅から、西成暴動の時に暴徒に駅舎を丸焼きにされた南霞町駅を通り、ここを抜けて住吉大社へ、さらに大和川を越えて堺市の浜寺公園までを結ぶ。
西成区の「非あいりん」地区を探索すると、本当に時が止まったかのような感覚に襲われる。このチンチン電車の駅舎や街並みも、昭和の時代そのままの状態だ。
車も通れないような道幅の狭い筋の両側に商店が並んでいる。駄菓子屋なんかは、私の地元港区でも見なくなってしまったが、西成にはまだ残っている。
参考記事
亀田興毅 - wikipedia
和毅が中学校を卒業、式を10分で退席 - 亀田特集 : nikkansports.com
亀田な書籍
[map:34/38/1.234,135/29/59.655]
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