神社の外には大量の出店とえべっさん
今宮戎神社レポートの続編です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ。今宮戎神社の境内に入る前に寄り道をしてみよう。
十日戎のもう一つの見所は、神社の周囲に張り巡らされた大量の出店群である。ここに行かないわけにはいかんでしょう。
今宮戎神社の周辺から、出店の列が南海電車の高架線沿いに、難波駅前まで伸びている。
十日戎の3日間だけはご覧のような活気を見せる今宮戎神社とその参道。しかし普段は裏寂れた下町でしかないし、この目と鼻の先に「ニシナリ」もあるので、正直言って街の雰囲気も悪い。
参道を一歩外れると、そこに広がるはアウトロータウン・浪速区クオリティ。
まるごとホームレスに占拠された「日本橋公園」。えべっさんの福もここには届かない。
大小さまざまなえべっさんの福顔のついた縁起物の数々。
ものすごい量である。高いものは3万円台のものもある。
言うまでも無くこれが大阪の飲食店などに入れば目に付くものの正体だ。
縁起物とはいいながらも、高い買い物、家内の福の守り神となる「えべっさん」。なるべくならいい笑顔のえべっさんを選びたいもの。参拝客の目は真剣である。
これを買うときも相手の言い値そのままで買うのは大阪人のやり方ではない。店主と交渉して徹底的に値切りをすれば半額くらいには負けてもらえるという。ここで店主とのやりとりの旨い下手がここで試される。
なにせ商売の神様だ。商才のない者はここでは損をするばかりである。
つまり大阪人はガメつくしぶとく生きるのが何よりの徳だという論理が成り立つ。遠慮してばかりの平身低頭な人間は大阪では最初から負け組みなのである。
こんな何気ない風景にも大阪人としての試練の場があるのだ。
今宮戎神社のそばには「えべっさん」だけじゃなくて毘沙門さんもいるのだ。こちらも参拝客でごった返している。
ついでにお不動さんもあるし、なんだか法善寺横丁みたい。
摂津国八十八ヶ所霊場第二十八番「毘沙門堂浪速寺」と申します。
年の初めに縁起の良い思いをするがそれにしても人の多さにはビックリ。
こんな小さなスペースだけあって身動きが取れなくなってしまう。
だが、皆様が信心深く祈りを込めているこのお堂のまん前にこのゴミの山。罰当たりだぜ。
一体このようにして平気でゴミを散らかす者どもはどこの阪国人だ。
公共心がない「たんつぼの街」だと森喜朗が悪態をつくのも無理はない。
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今宮戎神社
[map:34/39/6.637,135/30/18.398]
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