日本橋ディープアジアタウンレポートの後半部分です。初めからお読みの方はこちらからどうぞ。
黒門市場から堺筋を南下していくと西側にこんな建物が。
「上海新天地」と名付けられたこのビル、中に入ってみるとビックリ、まるごと中国化している。
黒門市場から堺筋を南下していくと西側にこんな建物が。
「上海新天地」と名付けられたこのビル、中に入ってみるとビックリ、まるごと中国化している。
まさしくリアルチャイナとはこのことである。
日本橋から恵美須町、島之内、大国町あたりのエリアではアジア系移民が数多く暮らす。それなりに需要はあるみたいで、店内は中国人系の客で賑わっていた。
1階の入口前には中国タバコの自動販売機、よく見ると店の前でたむろっているのもみんな中国人だ。よく店のレイアウトが変わるのだが、1階は中国の雑貨から書籍やビデオ、CD売り場、それから中華街らしくミニ関帝廟まである。書籍のコーナーは特に興味深い。中国人が普段読んでいる本が何気なく普通に揃えてあるのはこの場所だけだ。
「夫婦生活のABC」的なガイドブックがあるのには笑えた。見た感じ、セックス・マニュアルのような内容だが、具体的な図にすると中国ではマズイので、全部堅苦しい文章だけで構成されている。
4階は何故か大阪には進出していないのに上海新天地には進出している家電の「LaOX」。しかも中国人客向けの免税店。(→記事)東京ではアキバの店が潰れるとか騒ぎになっているが、まさかこんな所に進出していたとは。
特に注目すべきはここの3階にある中国食材を扱った生鮮食品スーパー。主に周辺にアジア系飲食店御用達となっているのだが、冷凍された犬肉や蚕のさなぎまで売っているからたまげる。
ちなみにケータイコーナーは、やっぱりソフトバンクでした。
あらゆる意味で「予想外」な上海新天地、あなたも一度足を運んでみては??
今度は島之内エリアにある「日光中華城」という謎めいた店舗。ビルの地下に店を構えている。
しかし見るからにヤバ気な雰囲気。日本人じゃない人がいるからヤバそうに思えるのは自分自身の偏見に基づいた本能なのか?でも、この入口を見るとまるっきり中国そのまんまの風貌である。
勇気を振り絞って入ってみると、そこは思ったとおり中華食材スーパー。入口付近には中国人向け新聞「関西華文時報」が平積みされ、その横には、やはりソフトバンク携帯のパンフレットが置かれていた。
ただ、普通のスーパーかと思いきや、部屋の左の方はインターネットカフェ状態になっている。中国人の若者がネットに繋いでパソコンの画面とにらめっこしていた。部屋の奥にはどう見てもダビング品としか思えないレンタルビデオがわんさか置かれている。
店の中でしゃべっている人々、全く日本語が通じません。全部中国語だ。現地中国の店でも同じ感覚なのだろうが、客にはいらっしゃいませの一言もなく、無愛想だ。どうも居心地がよろしくないので、すぐに店から出てきた。
すぐそばの、大阪を代表する観光地「道頓堀商店街」には、観光客を乗せてきたバスが、いつも5、6台ほどが道頓堀を跨ぐ日本橋の上で2車線、時には3車線も塞いで路上駐車している状態なのだ。よく見ると、中国人と韓国人向けバスツアーのものが非常に目立つ。
ともかく、このエリアはあと数年すれば日本国から独立するのではなかろうか。
ここは店の名前の通りに羊肉の串を置いているだけではなく、犬肉料理まで扱われている店だ。肉に振り掛けるスパイスの香りが独特で印象的だった。
ちなみに犬肉はスープ、鍋、盛り合わせの3種類。一番生々しそうなのが「盛り合わせ」だろうか。しかも平然と「犬肉盛り合わせ」と書かれていてキョーレツすぎる。当然、オーダーできる勇気はない。
「故郷」は店が新しい方に移転していて、随分小奇麗な店構えとなっていた。しかも何故か朝日放送「ムーブ!」の番組特製タオルが掲げられていたのには笑えた。だが決して観光客や日本人に迎合しない、筋の通った濃密エスニックフードにことごとくノックアウトされた一日だった。












